あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午前 問56

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午前 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

子宮頸癌について正しいのはどれか。
  • 閉経後に多い。
  • ヒト乳頭腫ウイルスとの関連がある。
  • 腺癌が多い。
  • CEAが腫瘍マーカーとして適している。

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この過去問の解説 (3件)

01

子宮頸癌は、子宮に発生する癌のうち、

子宮頸部に発生するものです。

選択肢1. 閉経後に多い。

子宮頸癌は、

30代から40代の女性に多いといわれています。

子宮体癌は、50代から60代に好発するとされており、

閉経後に多いと考えられます。

選択肢2. ヒト乳頭腫ウイルスとの関連がある。

子宮頸癌は、多くが

ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス:HPV)の

感染で生じるといわれていますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢3. 腺癌が多い。

子宮頸癌では、 扁平上皮癌が大半を占めています。

腺癌は、子宮頸癌の2割ほどを占めていますが、

近年増加傾向にあるといわれています。

選択肢4. CEAが腫瘍マーカーとして適している。

CEAは、大腸癌などの腫瘍マーカーです。

子宮頸癌の腫瘍マーカーには、

SCCやCA125などがあります。

まとめ

子宮頸癌は、近年、

20代の発症が増加しているといわれています。

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02

正答 2
詳細については下記を参照してください。

1 . 年齢:
20歳代後半から増加し、
40歳代でピークを迎え、
その後は横ばいとなります。

2 . 要因
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染

3 . 組織型
扁平上皮癌が7割程度
腺癌が2割程度です。

4 .腫瘍マーカー
頸部扁平上皮癌:SCC、CYFRA 21-1
子宮頸部腺癌: CA125 、 CEA
などが代表的です。

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03

正解は2です。

1:子宮頸癌は、若い女性に多いです。

2:子宮頸癌の発生は、ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス:HPV)との関連が示唆されています。

3:子宮頸癌の組織型は、扁平上皮癌が最も多いです。

4:子宮頸癌の腫瘍マーカーは、SCC、CA125などがあります。
(CEAは、大腸癌、消化器系癌の腫瘍マーカーです。)

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