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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第24回(2016年) 午前 問70

問題

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次の文で示す症例について、問いに答えよ。

「36歳の女性。発汗過多、心悸亢進を主訴に来院した。食欲はあるが体重は減少傾向で、興奮しやすい。手指には振戦がみられた。血圧は正常、心電図検査では洞性頻脈が認められた。」

本疾患に特徴的な所見はどれか。
   1 .
浮腫
   2 .
口内炎
   3 .
満月様顔貌
   4 .
眼球突出
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午前 問70 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正答 4

頻脈、手指振戦、発汗、体重減少、精神不安定などを主症状とする甲状腺機能亢進症が考えられます。
甲状腺機能亢進症の80%以上がバセドウ病です。

1.浮腫を起こす疾患
心不全、リンパ浮腫、ネフローゼ症候群、肝硬変、甲状腺機能低下症、特発性浮腫などがあります。

2.口内炎 
アフタ性口内炎が最も多いですが、
カタル性、ウィルス性の口内炎もあります。

3.満月様顔貌はステロイド剤の長期使用、クッシング症候群などで見られます。

4.眼球突出と言えばバセドウ病です。
バセドウ病では甲状腺腫脹も見られます。

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0

症例の36歳の女性は、発汗過多、心悸亢進を主訴に、

食欲があるにもかかわらず生じている体重減少、

易興奮性、手指振戦がみられていました。

また、心電図上洞性頻脈が認められていました。

これらの症状や検査結果から、

甲状腺の機能が亢進していることが

示唆されます。

選択肢1. 浮腫

浮腫は、皮下組織に余分な水分が溜まっている状態です。

心機能や腎機能の低下などに伴って生じます。

選択肢2. 口内炎

口内炎は、口腔粘膜に生じる炎症です。

ウイルスなどの感染や

機械的刺激などが原因となって生じます。

選択肢3. 満月様顔貌

満月様顔貌(ムーンフェイス)は、

顔に脂肪がつき、丸くなった顔の様子です。

クッシング症候群のような疾患や、

ステロイド剤の使用によって、

体内のコルチゾルが増えるとみられます。

選択肢4. 眼球突出

眼球突出は、眼球が前方に飛び出してくる状態です。

甲状腺の機能が亢進している場合、

アドレナリンなどの影響で、

眼の周辺の脂肪や筋肉の炎症が原因となり、

生じることがありますので、

これが正解であると考えられます。

まとめ

甲状腺の機能が亢進すると、

ホルモンの作用により心筋の収縮力が過剰になり、

洞性頻脈を生じることがあります。

0
正解は4です。

発汗過多、心悸亢進、体重減少、興奮、手指振戦、頻脈の症状から甲状腺機能亢進症が考えられます。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)とは、甲状腺ホルモンが過剰分泌され、代謝亢進、自律神経刺激などによる種々の臓器に影響のある病態のことをいいます。
(性差は、女性に多いです。)

1:浮腫は、心疾患、肝疾患、腎疾患、甲状腺機能低下症などの疾患でみられます。

2:口内炎は、感染症、自己免疫疾患などでみられます。

3:満月様顔貌は、クッシング症候群の特徴的な症状です。

4:甲状腺機能亢進症の症状では、眼球突出がみられます。よって正解です。

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