あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問2

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

ランツ点に圧痛がみられるのはどれか。
  • 虫垂炎
  • 急性膵炎
  • 急性胃炎
  • 食道炎

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この過去問の解説 (3件)

01

正答 1

急性虫垂炎にはマックバーネ点、ランツ点、キュンメル点、モンロー点などの特徴的な圧痛点があります。

その他の選択肢の症状については下記をご覧ください。

2 .急性膵炎
急性腹痛発作、上腹部圧痛

3 .急性胃炎
胃周辺の疼痛、吐き気、嘔吐
胃部の圧痛

4 .食道炎
胃もたれ、胸焼け、無症状も多いです。

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02

ランツ点は、

左上前腸骨棘と右上前腸骨棘を結ぶ線を3等分したうち、

右から1つ目の点周辺にあたる点です。

圧痛とは、押すと痛みが生じる点のことで、

その点のことを圧痛点といいます。

選択肢1. 虫垂炎

虫垂炎は、何らかの原因で生じた、虫垂の炎症です。

ランツ点は、虫垂炎の圧痛点のひとつですので、

これが正解であると考えられます。

選択肢2. 急性膵炎

急性膵炎は、膵臓の急性炎症です。

急性膵炎では、上腹部痛や背部痛などがみられますが、

腹部全体に圧痛が生じるとされています。

選択肢3. 急性胃炎

急性胃炎は、胃粘膜の急性炎症で、

心窩部に痛みや圧痛がみられます。

選択肢4. 食道炎

食道炎は、食道粘膜の炎症で、

心窩部痛のほか、胸焼けやつかえ感などがみられます。

まとめ

虫垂炎の圧痛点には、ランツ点、マックバーニー点、

モンロー点、キュンメル点があります。

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03

正解は1です。

圧痛点とは、内臓病変によって、対応する筋肉、筋膜、皮下組織、腱、骨膜など知覚異常がみられることがあり、そのような部位を圧迫すると、痛みや硬結としてでることがあります。

ランツ点とは、左右の上前腸骨棘を結んだ右側3分の1の位置のところにあります。

1:ランツ点は、虫垂炎の圧痛点です。
虫垂炎は、ランツ点を圧迫した際に強い痛みを感じるのが、特徴です。

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