あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問50

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

大坐骨孔部に圧痛を認め、坐骨神経痛を呈する症例で陽性となる可能性が最も高いのはどれか。
  • パトリックテスト
  • K・ボンネットテスト
  • トーマステスト
  • ニュートンテスト

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

大坐骨孔は、大坐骨切痕、仙結節靭帯、

仙棘靭帯に囲まれた孔で、

梨状筋によって上下の孔に分けられます。

選択肢1. パトリックテスト

パトリックテストは、

股関節や仙腸関節の評価を行うテストです。

選択肢2. K・ボンネットテスト

K・ボンネットテストは、

梨状筋症候群の有無を調べるテストですので、

これが正解となります。

選択肢3. トーマステスト

トーマステストは、

股関節の屈曲拘縮の有無を調べるテストです。

選択肢4. ニュートンテスト

ニュートンテストは、

仙腸関節障害の有無を調べるテストです。

まとめ

坐骨神経の走行について確認しておきましょう。

参考になった数0

02

1 パトリックテストは、股関節や仙腸関節性の異常で陽性となるテストです。

2 K・ボンネットテストは、坐骨神経痛、特に梨状筋症候群の場合陽性となるテストであり、正答となります。

3 トーマステストは、股関節の屈曲拘縮がある場合陽性となるテストです。

4 ニュートンテストは、仙腸関節性の異常で陽性となるテストです。

検査方法はその体勢から、負荷が掛かっている部分を想像しながら勉強しましょう。

参考になった数0

03

パトリックテスト及びニュートンテストは仙腸関節テストで仙腸関節に疼痛がある場合陽性となります。
K・ボンネットテストは梨状筋症候群及び坐骨神経痛のテストです。
トーマステストは股関節テストで対側の尻上がりがある場合陽性となります。

参考になった数0