あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問62
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問62 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「53歳の女性。近頃、ほてりとのぼせがあり、倦怠感、ふらつき、頭痛、肩こり、喉の渇きもみられる。最近受けた人間ドックの検査では異常は指摘されなかった。舌質は紅、脈は細数。」
最も考えられるのはどれか。
「53歳の女性。近頃、ほてりとのぼせがあり、倦怠感、ふらつき、頭痛、肩こり、喉の渇きもみられる。最近受けた人間ドックの検査では異常は指摘されなかった。舌質は紅、脈は細数。」
最も考えられるのはどれか。
- うつ病
- 慢性疲労
- 更年期障害
- パニック障害
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この過去問の解説 (3件)
01
1 うつ病症状では、睡眠障害が多く、食欲の減退、疲労感・倦怠感があらわれます。
東洋医学的には心脾両虚の病証が現れます。
2 慢性疲労は、食欲不振や四肢の無力感、食欲不振などが表れる事が多く、東洋医学的には脾気虚の病証が現れます。
3 更年期障害では、症例の様な症状が現れ、東洋医学的には腎陰虚もしくは腎陽虚による心腎不交のの病証が現れ、正答となります。
4 パニック障害は、広場恐怖または不快感が先に現れ、ほてり、悪寒、窒息感、めまい、吐き気、などの症状が現れやすいです。
東洋医学的には気血両虚の病証が現れます。
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02
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03
53歳の女性で、
ほてりとのぼせがあり、
倦怠感、ふらつき、頭痛、肩こり、喉の渇きがあること、
また舌質は紅、脈は細数であることから、
腎陰虚であることが考えられます。
うつ病では、
倦怠感、頭痛、肩こり、喉の渇きのほか、
食欲低下や気分の落ち込みなどがみられます。
慢性疲労では、
強い倦怠感が休養しても回復しない状態で、
発熱や頭痛、うつ症状など、
多岐にわたる症状が現れる場合もあります。
更年期障害では、
ほてりやのぼせをはじめ、
事例のような症状があらわれます。
年齢が53歳であることからも、
更年期障害である可能性が最も高いと考えられます。
パニック障害では、
めまいや動悸、発汗などの症状が突然みられます。
加齢に伴い、
腎精が減少することにより、肝や心、脾なども影響を受けて、
さまざまな症状が現れてきます。
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