あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午前 問36

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

触圧覚が最も敏感なのはどれか。
  • 口唇
  • 前腕
  • 背部
  • 下腿

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この過去問の解説 (3件)

01

実際に触って比べてみましょう。

手指や顔は触点の密度が高く敏感に出来ています。

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02

皮膚感覚には触点・温点・冷点・痛点とあります。
分布密度を平均すると皮膚1cmあたりは以下となっています。
・触点 25
・温点 1~4
・冷点 2~13
・痛点 100~200

今回問われている触圧覚は、皮膚の変形によって「触点」が刺激されて起こるものです。
敏感な部分とは、触点の密度が高い部分の事を言います。

1 . 口唇
触点の密度が濃いのは指先や顔面であり、正答となります。

2 . 前腕
3 . 背部
4 . 下腿
逆に上腕や下腿などは低くなっています。

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03

触圧覚は、触点の密度の高い指先や顔面で高く、触点の密度の低い上腕や下腿などで低くなります。

触点の刺激閾値は触点の密度の高いところほど低い値になります。
触点の2点弁別閾は触点の密度の高いところほど低くなります。

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