あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午前 問40

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

再生能力が最も高いのはどれか。
  • 神経
  • 表皮
  • 心筋
  • 軟骨

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この過去問の解説 (3件)

01

その組織の関わる疾患等をイメージしてみましょう。

選択肢1. 神経

神経は切断しても時間とともに伸びてきて改善していく場合があります。

選択肢2. 表皮

小さな傷なら何処だかわからないくらいきれいに回復しますよね。

選択肢3. 心筋

心筋梗塞を起こすと死んだ細胞はそのまま動かなくなります。

選択肢4. 軟骨

膝のすり減った軟骨は減ったままですよね。

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02

再生とは、組織の欠損時に、同種の組織によって補われ、元の状態に戻る事をいいます。
外部からの機械的刺激を受けやすい部分は再性能力が高くなっています。
逆に細胞レベルの高いものは再生しにくくなっています。

1 . 神経
神経は軸索が切断されると、変性が起こったのちに細胞体が生き残っていれば神経線維の再生が行われます。
ただし、中枢神経には再生能力が殆どありません。

2 . 表皮
表皮は機械的刺激を受けやすい部分に存在し、その再生能力は高く、正答となります。

3 . 心筋
心筋に再生能力は殆どありません。

4 . 軟骨
軟骨は再生能力が低くなっています。

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03

再生とは欠損した組織や細胞の欠損した部分が、同一細胞で修復されることを指します。
再生能力の差については以下のように分類できます。

 ・再生能力の高い細胞:結合組織、神経膠細胞、末梢神経細胞、血液細胞、表皮、粘膜上皮

 ・再生能力の低い細胞:骨格筋、平滑筋、腺上皮、軟骨

 ・再生しない組織:心筋細胞、中枢神経細胞

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