あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午前 問62
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問62 (訂正依頼・報告はこちら)
気胸について正しいのはどれか。
- 突然嗄声が出現する。
- 肥満は危険因子である。
- 女性に多い。
- 胸部エックス線検査で診断する。
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この過去問の解説 (3件)
01
気胸とは、胸膜が破れることで、胸腔に空気が貯留した状態を言います。主に自然気胸、外傷性気胸、医原性気胸の3つがあります。
気胸の主な症状は突然の胸痛です。嗄声は反回神経麻痺で出現するため、バセドウ病や肺がんなどでみられます。
自然気胸は高身長でやせた人に好発します。
男女比では男性が多いです。
気胸により肺が虚脱するため、末梢の肺野に肺血管影がみられず、X線の透過性が亢進した所見がみられます。この所見がみられた場合に気胸と診断されますので、これが正解であると考えられます。
自然気胸は、20歳前後、長身、やせ型の男性に多くみられます。また、症状は突然の胸痛であり、打診では鼓音、触診では声音振盪の減弱がみられます。
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02
気胸の診断は臨床基準、胸部X線に基づきます。
背が高く痩身の10代および20代の若年男性に多い傾向です。
嗄声は喉頭がんの初期症状また、甲状腺の機能が低下、甲状腺がんの場合も声のかすれが起こることがあります。肥満も危険因子として稀ではないのですが選択肢①がBESTです。
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03
1.突然嗄声が出現する。
気胸の症状は安静時に出現する病巣の胸痛と、空咳が特徴です。
嗄声は肺がんで多くみられます。
2.肥満は危険因子である。
3.女性に多い。
気胸の危険因子は喫煙になります。
原発性自然気胸は若く(10〜30歳)、背の高い、痩せ型男性に多くなります。
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