あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午後 問46

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午後 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

肩こりの施術対象となる筋と局所治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。
  • 僧帽筋 ------- 臑兪
  • 肩甲挙筋 ----- 肩井
  • 頭板状筋 ----- 肩外兪
  • 大菱形筋 ----- 膏盲

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この過去問の解説 (3件)

01

肩こりの施術対象となる筋としての選択肢は、

・僧帽筋

・肩甲挙筋

・頭板状筋

・大菱形筋

全て当てはまります。

安易に肩こり=肩井とのイメージから、「肩甲挙筋 ----- 肩井」を選ばないように気を付けましょう。

次に、経穴の位置ですが、

・臑兪は、三角筋と棘下筋

・肩井は僧帽筋

・肩外兪は僧帽筋と肩甲挙筋

・膏肓は僧帽筋と大菱形筋

となり、経穴の位置もすべての選択肢が

肩こりの施術対象となっています。

よって、この問題は、単純に

経穴と筋肉の一致している選択肢を選べばよいので、

大菱形筋にある膏肓を、選択すればOKです。

かなり細かい問題なので、焦らずシッカリと考えて、選ぶようにしましょう。

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02

1 . 僧帽筋 ------- 臑兪
手の太陽小腸経に属する臑兪の解剖位置は三角筋・棘下筋です。

2 . 肩甲挙筋 ----- 肩井
足の少陽胆経に属する肩井の解剖位置は僧帽筋です。

3 . 頭板状筋 ----- 肩外兪
手の太陽小腸経に属する肩外兪の解剖位置は僧帽筋・肩甲挙筋です

4 . 大菱形筋 ----- 膏盲
足の太陽膀胱経に属する膏盲の解剖位置は僧帽筋・大菱形筋となり、正答となります。

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03

正解は4です。

1 . 臑兪は、腋窩横紋後端の上方で肩甲棘外端の下際陥凹部 にあり、その部位の筋肉は、三角筋と棘下筋があります。

2 . 肩井は、第7頚椎棘突起と肩峰外縁を結ぶ線上の中点にあり、その部位の筋肉は、僧帽筋があります。

3 . 肩外兪は、第1胸椎棘突起下の外側3寸にあり、その部位の筋肉は、僧帽筋、肩甲挙筋があります。

4 . 膏盲は、第4・第5胸椎棘突起間の外側3寸にあり、その部位の筋肉は、大菱形筋があります。よって正解です。

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