あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午後 問48
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午後 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文で示す症例に対し、施術対象となる筋で最も適切なのはどれか。
「35歳の男性。手掌の母指から中指にかけて痛みとしびれを自覚。中指掌側に知覚異常が認められる。少海から孔最にかけての圧迫で症状の再現する部位があった。」
「35歳の男性。手掌の母指から中指にかけて痛みとしびれを自覚。中指掌側に知覚異常が認められる。少海から孔最にかけての圧迫で症状の再現する部位があった。」
- 長橈側手根伸筋
- 腕橈骨筋
- 円回内筋
- 尺側手根屈筋
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この過去問の解説 (3件)
01
手掌の母指から中指にかけて痛みとしびれを自覚、中指掌側に知覚異常が認められる症状から正中神経の絞扼神経障害が考えられます。
少海から孔最にある筋は、円回内筋です。よって円回内筋が施術対象となる筋です。
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02
「35歳の男性。手掌の母指から中指にかけて痛みとしびれを自覚。中指掌側に知覚異常が認められる。少海から孔最にかけての圧迫で症状の再現する部位があった。」
との症例ですが、
先ず、母指から中指のしびれと、知覚異常、
さらに「少海から孔最にかけての圧迫」というキーワードから、
正中神経の絞扼ということがわかります。
そこで、選択肢の筋肉と関連する神経をみてみると、
・長橈側手根伸筋→橈骨神経
・腕橈骨筋→橈骨神経
・円回内筋→正中神経
・尺側手根屈筋→尺骨神経
と導き出せるので、
「円回内筋」を選びます。
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03
孔最は、手の太陰肺経に属し、支配筋は腕橈骨筋・円回内筋となり、正中神経支配の筋と言えます。
そして、手掌から母指・中指の痛みと痺れという事で正中神経の障害が考えられ、治療すべき筋も正中神経支配の筋が適切となります。
1 . 長橈側手根伸筋は、橈骨神経支配の筋です。
2 . 腕橈骨筋は、橈骨神経支配の筋です。
3 . 円回内筋は、正中神経支配の筋であり、絞扼が起きやすい構造もあるため正答となります。
4 . 尺側手根屈筋は、尺骨神経支配の筋です。
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