あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午後 問59

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午後 問59 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文で示す症例について、問いに答えよ。

「55歳の男性。右肩関節の運動時に上腕部に痛みが出現する。自発痛はなく、結節間溝部に圧痛を認める。関節拘縮は認められない。」

施術対象となる罹患筋はどれか。
  • 上腕二頭筋長頭
  • 上腕二頭筋短頭
  • 上腕三頭筋外側頭
  • 上腕三頭筋内側頭

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この過去問の解説 (3件)

01

症例文のうち、

「結節間溝部に圧痛」ということから、

上腕二頭筋長頭腱炎を疑う事が出来ます。

よって、上腕二頭筋長頭を選びます。

上腕二頭筋短頭は、結節間溝を外れます。

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02

圧痛の現れなどから、結節間溝に付着する筋を選択する必要があり、筋の起始と付着部の知識が問われています。

1 . 上腕二頭筋長頭は、関節上結節より起こり、結節間溝を通り橈骨粗面へ付着するため、正答となります。

2 . 上腕二頭筋短頭は、烏口突起より起こり橈骨粗面へ付着します。

3 . 上腕三頭筋外側頭は、上腕骨外側面より起こり肘頭へ付着します。

4 . 上腕三頭筋内側頭は、上腕骨後面より起こり肘頭へ付着します。

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03

正解は1です。

1 . 上腕二頭筋長頭の起始は、肩甲骨関節上結節、上腕骨結節間溝を通り橈骨粗面と一部は前腕筋膜に停止します。結節間溝部に圧痛があることから正解です。

2 . 上腕二頭筋短頭の起始は、烏口突起、停止は橈骨粗面と一部は前腕筋膜です。

3 . 上腕三頭筋外側頭の起始は、 上腕骨橈骨神経溝上外側、停止は尺骨肘頭です。

4 . 上腕三頭筋内側頭の起始は、上腕骨橈骨神経溝上内側、停止は尺骨肘頭です。

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