あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午前 問56

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

骨腫瘍と好発時期の組合せで正しいのはどれか。
  • ユーイング肉腫 --- 老年期
  • 孤立性骨襄腫 ----- 壮年期
  • 多発性骨髄腫 ----- 青年期
  • 骨肉腫 ----------- 成長期

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この過去問の解説 (3件)

01

骨腫瘍は、骨に発生する腫瘍で、

良性のものと悪性のものがあります。

選択肢1. ユーイング肉腫 --- 老年期

ユーイング肉腫は、

骨や軟部組織に発生する悪性腫瘍です。

老年期にも発症しますが、

好発年齢は、小児や若年成人で、

10代が2/3を占めるといわれています。

選択肢2. 孤立性骨襄腫 ----- 壮年期

孤立性骨襄腫は、骨の中に嚢腫が生じる疾患で、

良性腫瘍に分類されます。

好発年齢は、小児から10代で、壮年期は少ないです。

選択肢3. 多発性骨髄腫 ----- 青年期

多発性骨髄腫は、

B細胞から分化する形質細胞が癌化してできる

骨髄腫細胞が、骨髄などで増殖する疾患です。

青年期に発症するのは稀で、

好発年齢は60歳以上です。

選択肢4. 骨肉腫 ----------- 成長期

骨肉腫は、膝関節周囲に発生する悪性腫瘍です。

成長期にある10代に好発しますので、

これが正解であると考えられます。

まとめ

肉腫は、骨や、軟部組織といわれる

筋肉や脂肪などにできる悪性腫瘍の総称です。

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02

1.ユーイング肉腫の好発時期は小児期となります。

2.孤立性骨嚢腫の好発時期は小児期となります。

3.多発性骨髄腫は70歳代が発症のピークとなり、

好発時期は老年期となります。

4.骨肉腫の好発時期は成長期となります。

よって、4が正解となります。

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03

1.ユーイング肉腫の多くは、小児や若年者の骨に発生します。
対の老年期は65歳以上なので間違いです。

2.孤立性骨襄腫の多くは、骨端線が閉鎖する前の子供に発生し、骨端線は青年期中に多く閉鎖します。
対の壮年期は25~39歳を指しているので間違いです。

3.多発性骨髄腫の平均は65歳で、対の青年期は15~24歳なので間違いです。

4.骨肉腫は成長期である10歳代の四肢に好発するので、対の成長期は正答です。

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