問題
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ビタミンK欠乏によるのはどれか。
1 .
口角炎
2 .
精神症状
3 .
骨軟化症
4 .
鼻出血
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問67 )
ビタミンKは、血液凝固や骨形成の調整などの作用がある
脂溶性ビタミンのひとつです。
口角炎は、口の端である口角に炎症が生じ、
発赤や出血などがみられ、痛みを伴う場合もあります。
原因は、ビタミンB2、B6の欠乏などといわれています。
ビタミンB12は、
赤血球の形成や正常な神経機能の維持に
必要なビタミンです。
欠乏すると精神症状がみられることがあります。
ビタミンDが不足すると、
骨の石灰化がさまたげられ、
骨軟化症(くる病)となることがあります。
股関節や膝の痛みなどを生じます。
ビタミンKは、血液凝固に関与していますので、
不足すると出血しやすくなり、
鼻出血がみられることがありますので、
これが正解であると考えられます。
ビタミンKは、ビタミンK1と
ビタミンK2に分類されます。
ビタミンK1は血液凝固、
ビタミンK2は骨形成の調整に
それぞれ作用します。
1.口角炎はビタミンB2,B6の不足によって起こります。
2.精神症状は鉄欠乏によって生じます。
3.骨軟化症はビタミンDが欠乏することで起こります。
4.鼻出血はビタミンK欠乏症にて見られる症状となります。
よって、4が正解となります。