あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回（2018年）
午前 問70
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回（2018年） 午前 問70 （訂正依頼・報告はこちら）
次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「22歳の男性。腹痛と体重減少を上訴に来院。5、6年前より時々腹痛がみられていた。腹痛は空腹時痛で食事摂取により改善する。」
本疾患の腹痛が起こりやすいのはどれか。
「22歳の男性。腹痛と体重減少を上訴に来院。5、6年前より時々腹痛がみられていた。腹痛は空腹時痛で食事摂取により改善する。」
本疾患の腹痛が起こりやすいのはどれか。
- 右季肋部
- 心窩部
- 右側腹部
- 臍部
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この過去問の解説 （3件）
01
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02
症例の患者は、食事摂取により改善する、
空腹時の腹痛があるとのことですので、
十二指腸潰瘍であることが考えられます。
右季肋部痛は、
胆嚢や胆管の疾患の際に生じることが多いです。
稀に十二指腸潰瘍でも痛みを生じることがあります。
十二指腸潰瘍では、
心窩部痛を生じやすいとされており、
これが正解であると考えられます。
右側腹部痛は、
腎臓疾患などの場合に生じます。
臍部の痛みは、
小腸の疾患などの場合にみられます。
胃潰瘍の腹痛は、
食事中から食後に生じることが多いといわれます。
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03
空腹時の腹痛と食事摂取による痛みの改善は十二指腸潰瘍にてよく見られる症状になります。
十二指腸潰瘍での腹痛は心窩部に出現することが多いです。
よって、2が正解となります。
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