あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午前 問75

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問75 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文で示す症例について、問いに答えよ。

「65歳の男性。久しぶりに山歩きをした。その日は症状はなかったが、2日後に下肢の筋肉に強い痛みが起こり来院した。」

本症例の筋肉痛に対する治療として患部にしてはならないのはどれか。
  • 電気療法
  • 冷却
  • マッサージ
  • 筋力抵抗訓練

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この過去問の解説 (3件)

01

筋肉痛に対する治療として有用とされるのが、冷却・温熱・電気・徒手の療法やストレッチや休息です。

4の筋力抵抗訓練は当てはまらないので、4が正答です。

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02

症例の男性は、65歳で、

久しぶりの山歩きをした2日後、

下肢に強い筋肉痛を生じて来院しています。

選択肢1. 電気療法

電気療法は、

電気の刺激で筋肉をほぐすとともに、

血行を促進して、痛みの緩和や筋力の増強、

筋萎縮予防などのために行われます。

選択肢2. 冷却

特に受傷直後には、炎症を生じていますので、

冷却は適切な対応であると考えられます。

選択肢3. マッサージ

筋繊維の損傷による痛みが生じている場合、

マッサージを行うことにより、血行が促進され、

回復を促進するものと考えられます。

選択肢4. 筋力抵抗訓練

筋力抵抗訓練は、

筋肉量の増加や筋力の向上などを目的に行われます。

筋は繊維の損傷から回復するまでに

3日程度かかるといわれます。

来院した際に実施すると、

筋肉痛の治療に対する治療とはならないため、

これが正解であると考えられます。

まとめ

一般に、強い筋肉痛への対応としては、

冷却や安静を促します。

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03

筋肉痛時の痛みの改善方法として

(1)血行促進

(2)アイシング

(3)ストレッチや軽い運動

が挙げられます。

1.電気療法は筋肉の収縮を促し、血行促進の効果が期待できます。

2.冷却にはアイシング効果があります。

3.マッサージは血行促進に期待できます。

4.筋力抵抗訓練は筋力増強のために行います。

よって、4が正解となります。

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