あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午後 問4

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

パーキンソン病でよくみられるのはどれか。
  • 反張膝
  • 分回し歩行
  • 小刻み歩行
  • 膝折れ

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この過去問の解説 (3件)

01

パーキンソン病は、

黒質の神経細胞の減少により、

ドーパミンが不足して生じる疾患です。

選択肢1. 反張膝

反張膝とは、

膝が正常よりも伸びてしまう状態です。

脳卒中の後などにみられます。

選択肢2. 分回し歩行

分回し歩行は、

脳卒中後などに膝の伸展や内反尖足などがある場合、

足が地面に引っかかってしまわないよう、

股関節を中心に足を振り回すようにする歩行です。

選択肢3. 小刻み歩行

小刻み歩行は、歩幅が極端に狭くなり、

小刻みになってしまう歩行です。

パーキンソン病の特徴的な症状のひとつであり、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. 膝折れ

膝折れは、片脚に体重をかけたとき、

力が入らずに膝が崩れてしまう状態です。

下肢筋力の低下などによって生じます。

まとめ

パーキンソン病は進行性の難病で、

振戦、筋固縮、無動、

姿勢反射の障害などがみられる疾患です。

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02

パーキンソン病の特徴的な症状の一つに歩行障害があります。

小刻み歩行、すくみ足、突進様歩行、方向転換時の転倒などが見られます。

ほかにパーキンソン病で見られる症状としては、

振戦、動作緩慢、筋固縮、姿勢保持障害があります。

よって、3が正解となります。

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03

パーキンソン病の運動症状として、振戦、動作緩慢、筋固縮、姿勢保持障害があります。特徴的な歩行として、歩行しはじめに足が前に出しにくいすくみ現象や、歩いていると勢いづき止まりにくくなる突進現象、手をあまり振らない小さな歩幅でヨチヨチ歩く歩行になります。

以上のことから選択肢3が正答です。

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