あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午後 問10
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
変形性膝関節症患者に対する生活指導として誤っているのはどれか。
- 杖の使用
- 減量
- 階段昇降訓練
- 筋力増強訓練
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この過去問の解説 (3件)
01
変形性膝関節症は、
膝関節の状態が変化するなどして、
少しずつ軟骨がすり減り、
関節が変形することにより生じます。
患肢に体重がかかると痛みを生じますので、
杖の使用を勧めることがあります。
患肢に体重がかかると痛みを生じますので、
肥満である場合は、減量を勧めることがあります。
階段昇降訓練は、
患肢に体重がかかり痛みを増します。
生活指導として適切ではないと考えられますので、
これが正解であると考えられます。
変形性膝関節症では、
大腿四頭筋などの筋力増強訓練が実施されます。
変形性膝関節症の治療としては、
症状の程度に応じ、鎮痛剤の内服や外用、
関節注射などが行われます。
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02
1.杖の使用は膝の負担軽減に繋がるため、生活指導として正しいです。
2.減量は膝の負担軽減になるため正しいです。
3.階段昇降訓練は膝への負担が大きく、痛みの増大にもつながるため、
生活指導としては間違いです。
4.筋力増強訓練は筋力向上により膝にかかる負担が軽減するため、
生活指導として正しいです。
よって、3が正解となります。
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03
2.減量は、患部への荷重軽減に繋がり、患部の負担軽減になります。
3.階段昇降訓練は、運動にはなりますが、膝関節への負担が大きく、変形性膝関節症患者には増悪に繋がる可能性があります。
4.筋力増強訓練は、膝関節への負担の軽減に繋がります。
以上のことで3が正答です。
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