あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午後 問35
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問35 (訂正依頼・報告はこちら)
経穴とその部位を走行する神経の組合せで正しいのはどれか。
- 翳風 ----- 三叉神経
- 小海 ----- 橈骨神経
- 大陵 ----- 正中神経
- 委中 ----- 坐骨神経
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
1 . 翳風は、顔面神経幹が深部で走ります。
(取穴部位は、耳垂の後方で、乳様突起と下顎枝の間、陥凹部に取ります)
2 . 小海は、尺骨神経溝に当たり、尺骨神経が走ります。
(取穴部位は、上腕骨内側上顆と肘頭の間、陥凹部、肘を半ば屈曲して取ります)
3 . 大陵の運動神経は、正中神経です。知覚神経は、正中神経浅枝です。
よって正解です。(取穴部位は、手関節前面横紋の中央に取ります)
4 . 委中は、脛骨神経が深部で走ります。
(取穴部位は、膝窩横紋の中央に取ります)
参考になった数1
この解説の修正を提案する
02
神経は身体の部位によってある程度決まっています。
経穴の位置と身体の部位を想像できれば、答えが導き出せるでしょう。
翳風は顔面神経です。
翳風の位置は、耳垂後方、乳様突起下端前方の陥凹部です。
小海は尺骨神経です。
小海の位置は、肘頭と上腕骨内側上顆の間の陥凹部です。
大陵は正中神経ですので正解となります。
大陵の部位は、長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋上です。
委中は脛骨神経です。
委中の部位は、膝後面、膝窩横紋の中点です。
翳風は顔面神経の代表的な経穴となります。
三叉神経とのひっかけ問題でよく出ますので、今回の問題で翳風=顔面神経を覚えておきましょう。
小海と少海は違う経穴です。よく読んで、勘違いをしないようにしましょう。
覚えられない方は、「小」海は「小」腸経、「少」海は「少」陰心経で覚えておきましょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
正解は大陵 ----- 正中神経です。
×
翳風は、耳垂の後方で、
乳様突起と下顎枝の間、陥凹部に取ります。
顔面神経が通っている茎乳突孔の位置と一致します。
三叉神経の走行上には、攅竹、四白、下関などがあります。
×
小海は、肘関節を軽く屈曲し、尺骨神経溝中に取ります。
橈骨神経の走行上には、手五里などがあります。
○
大陵は、手関節前面横紋の中央に取ります。
正中神経の走行上にあります。
×
委中は、膝窩横紋の中央に取ります。
腓骨神経の走行上にあります。
坐骨神経の走行上には殷門などがあります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問34)へ
第26回(2018年)問題一覧
次の問題(問36)へ