あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午後 問48
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
肩関節の腱板断裂の有無を判断するのに最も適切なのはどれか。
- ドロップアームテスト
- ヤーガソンテスト
- 肩甲上腕リズム
- インピンジメントテスト
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この過去問の解説 (3件)
01
検査法の問題です。
検査法が陽性の場合で疾患をある程度特定することが可能です。
ドロップアームテストは、腱板損傷、腱板断裂の検査法です。
ヤーガソンテストは、上腕二頭筋長頭腱炎の検査法です。
肩甲上腕リズムは、肩関節周囲炎の検査法です。
インピンジメントテストは、肩峰下滑液包炎などの検査法です。
学校の実技で習うこともあると思うので、文字だけでなく実際にできるようになると覚えやすいです。
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02
正解はドロップアームテストです。
○
ドロップアームテストは、
腱板断裂を疑う場合に実施します。
検者が、患側の腕を90度外転させて手を離します。
その状態を維持できなかったり、
痛みを生じたりすると陽性となります。
×
ヤーガソンテストは、
上腕二頭筋長頭腱炎を疑う際に行われます。
×
肩甲上腕リズムは、上腕骨と肩甲骨の動きの比率のことで、
肩関節などの異常があると乱れます。
×
インピンジメントテストは、
肩峰下滑液包炎や腱板断裂などにより陽性となります。
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03
1 . ドロップアームテストは、肩関節の腱板断裂を検査するテストです。
検者が患者の腕を90度外転するまで持ち上げ、そこから患者の腕を離した際に腕をキープすることができない、痛みがある場合陽性となります。
よって正解です。
2 . ヤーガソンテストは、上腕二頭筋長頭腱炎を検査するテストです。
3 . 肩甲上腕リズムは、肩関節周囲炎による肩関節拘縮を検査するテストです。
4 . インピンジメントテストは、肩峰下滑液包炎などを検査するテストです。
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