あん摩マッサージ指圧師の過去問 第26回（2018年） 午後 問49

アイヒホッフテストは、ド・ケルバン病の検査法です。

ティネル徴候は、手根管症候群、ギヨン管症候群、肘部管症候群等の検査法です。

チネル徴候と表記することもあります。

ファレンテストは手根管症候群の検査法です。

ファーレンテストと表記することもあります。

フローマン徴候は、尺骨神経麻痺の検査法です。

○

アイヒホッフテストは、ドケルバン病の際に陽性となります。

ドケルバン病は、

短母指伸筋腱と長母指外転筋および

それらが通過する手背第一コンパートメントを

通るところに生じる腱鞘炎です。

アイヒホッフテストが陽性の場合は、

患側の母指を小指側に牽引すると痛みを生じます。

×

ティネル徴候は、絞扼性末梢神経障害の有無を調べるテストです。

神経が障害されている部位を叩くと、

その神経の支配域にしびれや痛みが生じます。

手の疾患では、手根管症候群の診断に用いられます。

×

ファレンテストは手根管症候群を調べるテストです。

手根管症候群では、正中神経が圧迫されます。

×

フローマン徴候は、尺骨神経麻痺の際にみられます。