あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午前 問30

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

シナプス伝達で正しいのはどれか。
  • 頻繁に使用してもシナプスは疲労しない。
  • シナプス小胞内に受容体がある。
  • 両方向性伝達である。
  • 酸素不足による影響を受けやすい。

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この過去問の解説 (3件)

01

シナプス伝達には一方向性伝達、加重、シナプス遅延、易疲労性等の特徴があります。

1.頻繁に使用するとシナプスは疲労しやすいです。疲労するとシナプス伝達が中断されます。この特徴を易疲労性といいます。

2.受容体はシナプス後膜にあります。

3.伝達はシナプス前ニューロンからシナプス後ニューロンへの一方向性のみに行われます。この特徴を一方向性伝達といいます。

4.酸素不足による影響を受けやすいです。

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02

神経細胞であるニューロン間の、

接合部分のことをシナプスといいます。

選択肢1. 頻繁に使用してもシナプスは疲労しない。

シナプスには、

頻繁に使用すると疲労しやすいという

特徴があります。

選択肢2. シナプス小胞内に受容体がある。

シナプス小胞内は、

神経伝達物質を含んでおり、

伝達先にある受容体がそれを受け取ります。

選択肢3. 両方向性伝達である。

シナプス伝達は、

シナプス小胞体があるシナプス前末端から、

伝達先であるシナプス硬膜の受容体に向け、

1方向に行われます。

選択肢4. 酸素不足による影響を受けやすい。

シナプス伝達は、酸素不足により障害され、

影響を受けやすいといえますので、

これが正解であると考えられます。

まとめ

神経伝達物質には、

ドパミンやアセチルコリン、

ノルアドレナリンなどがあります。

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03

1.頻繁に使用してもシナプスは疲労しない。

シナプスは繰り返し刺激するとシナプスは疲労し、シナプス伝達の中断が起きます。

2.シナプス小胞内に受容体がある。

シナプス小胞内には神経伝達物質が存在します。

受容体はシナプス後細胞のシナプス下膜に存在します。

3.両方向性伝達である。

シナプス伝達は一方向性伝達です。

シナプス前ニューロンの神経終末からシナプス後細胞に伝わり、その逆に伝わることはありません。

4.酸素不足による影響を受けやすい。

シナプス伝達は酸素不足や薬物に反応して障害されることがある為、正答となります。

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