あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午前 問45

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問45 (訂正依頼・報告はこちら)

規則的な運動を示す不随意運動はどれか。
  • 振戦
  • アテトーゼ
  • 舞踏運動
  • ジストニア

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この過去問の解説 (3件)

01

不随意運動とは、

自分の意思とは無関係にみられる運動です。

選択肢1. 振戦

振戦は、

規則的な不随意運動に分類されますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢2. アテトーゼ

アテトーゼは、

連続性があり、ゆっくりとした動きで、

不規則的な不随意運動に分類されます。

選択肢3. 舞踏運動

舞踏運動は、

安静時にもあらわれる、

やや速く、短い運動で、

不規則的な不随意運動に分類されます。

選択肢4. ジストニア

ジストニアは、

不規則で持続的な筋緊張によりあらわれる

不随意運動です。

まとめ

不随意運動には、振戦、アテトーゼ、

舞踏運動、ジストニアのほか、

ジスキネジアやミオクローヌスなどが

あります。

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02

1.振戦は、不随意に出現する律動的な振動運動であり、リズミカルに起きる(規則的)もので、正答となります。

2.アテトーゼは、緩徐で持続性の運動で、手関節の屈曲・回内や、前腕および上腕の外転・回外・内転運動を示すものです。

3.舞踏運動は、不規則で目的のない非対称性の迅速で多様性のある運動です。

4.ジストニアは、大きな緩徐な運動で、体部の捻転の回転が、絶えず不規則に起きる運動です。

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03

正解:1

1.振戦はリズミカルに動く不随意運動です。規則的な運動を示します。
甲状腺機能亢進症、アルコール依存症、パーキンソン病等でみられます。

2.アテトーゼはゆっくりと持続性のある運動です。規則的な運動を示しません。
脳性麻痺等でみられます。

3.舞踏運動は不規則・非対称性・迅速・多様性の特徴をもつ運動です。
規則的な運動を示しません。小舞踏病、ハンチントン病等でみられます。

4.ジストニアは規則的な運動を示しません。

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