あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午前 問59

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問59 (訂正依頼・報告はこちら)

骨肉腫について正しいのはどれか。
  • 好発年齢は60歳代である。
  • 初発症状は運動時痛が多い。
  • 好発部位は手指骨である。
  • 化学療法は行わない。

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この過去問の解説 (3件)

01

骨肉腫は、好発年齢は10代で男女差は3:2で男性に多いです。
好発部位は大腿骨の遠位と脛骨の近位で、次いで上腕骨の骨幹端です。

症状は、初期症状は運動時痛です。
疾患の進行に伴って昼夜関係なく自発痛が進行し、やがて局所の熱感、腫脹、関節障害、跛行などを呈しています。

治療としては、保存的治療として化学療法が行われます。
観血的治療として可能な限り広範囲切除を行いますが、患肢温存不可では関節離断を行います。


1.好発年齢は60歳代である。
  好発年齢は10代です。

3.好発部位は手指骨である。
  好発部位は大腿骨の遠位と脛骨の近位で、次いで上腕骨の骨幹端です。

4.化学療法は行わない。
  まずは保存的治療として化学療法が行われます。

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02

骨肉腫は、

原発性骨悪性腫瘍の中で最も頻度が高く、

3:2で男性に多く、10代、特に15~19歳に好発します。

好発部位は、大腿骨遠位骨端部で、

脛骨近位端や、上腕骨近位端、腓骨頭部などにもみられます。

初期症状は、運動時痛で、進行すると自発痛となり、腫脹もみられます。

治療は、化学療法、手術療法、放射線療法などがあります。

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03

骨肉腫は骨に原発する悪性腫瘍で、最も頻度の高い疾患です。

1.好発年齢は 60 歳代である。

好発年齢は10代となります。

2.初発症状は運動時痛が多い。

初発症状は運動時痛であることが多く、正答となります。

3.好発部位は手指骨である。

好発部位は大腿骨遠位と脛骨の近位の骨幹端(膝周囲)です。

4.化学療法は行わない。

骨肉腫の治療は保存療法と観血的治療があります。

保存的治療:

骨肉腫は自発痛などの症状が現れた場合、転移が考えられるため、強力な化学療法を行います。

観血的治療:

なるべく四肢を温存した骨肉腫の広範囲切除を行います。

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