問題
このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
緑内障について正しいのはどれか。
1 .
水晶体が混濁する。
2 .
細菌感染症である。
3 .
急性発作では頭痛を伴う。
4 .
中心視野は初期から障害される。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問68 )
緑内障は、眼圧上昇や循環不全による視神経障害による、視野や視機能が低下していく病気です。
原発性、続発性、先天性に分けられ、
急性の眼圧上昇によって、視力低下、虹視、眼痛、頭痛、悪心、嘔吐などの症状が現れることがあります。
水晶体が混濁するのは、白内障です。
ゆっくりと、視野が狭窄していくので、中心視野の障害は末期となります。
緑内障は眼圧の亢進によって視神経が傷害され、失明に至る疾患群です。
1.水晶体が混濁する。
水晶体の混濁は白内障で起こります。
白内障はさまざまな原因で水晶体が混濁し、視力が低下してしまいます。
2.細菌感染症である。
細菌感染症による眼科疾患は結膜炎や角膜炎などです。
3.急性発作では頭痛を伴う。
急激な眼圧が上昇する際、眼痛・頭痛・嘔気・嘔吐・霧視・充血などがおきるため、正答となります。
4.中心視野は初期から障害される。
緑内障では中心視野は最後まで残るため、視力低下を自覚するのは末期になってからが多いです。