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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第27回(2019年) 午後 問26

問題

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虚証の症状はどれか。
   1 .
呼吸が荒い。
   2 .
自汗がある。
   3 .
体動が多い。
   4 .
脹痛がある。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問26 )
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この過去問の解説 (3件)

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虚証は、体力や抵抗力が低下しており、

空虚、虚弱、緊張のない状態です。

一方、実症は、体力や抵抗力があり、

充実、頑健、緊張がある状態です。

選択肢1. 呼吸が荒い。

呼吸が荒いのは、実証の場合です。

選択肢2. 自汗がある。

自汗とは、

日中、暑さなどの影響がないにもかかわらず

出る汗のことです。

虚証の場合にみられますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢3. 体動が多い。

体動が多いのは、実証の場合です。

選択肢4. 脹痛がある。

脹痛は、脹りを伴う痛みのことで、

実証の場合にみられます。

まとめ

八綱は、表、裏、寒、熱、虚、実、陰、陽を指します。

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虚証とは、中身が空虚なイメージで、正気が不足している状態をいいます。

実証とは、中身が充満しているイメージで、邪気が旺盛な状態でもある事をいいます。

選択肢1. 呼吸が荒い。

間違いです。

呼吸が荒いのは、実証となります。

選択肢2. 自汗がある。

正解です。

自汗とは、暑かったり運動をしてるわけでもないのに、自然と汗をかく状態をいいます。虚弱体質や病後の状態でよくみられ、虚証となります。

選択肢3. 体動が多い。

間違いです。

体動が多いのは、実証となります。

選択肢4. 脹痛がある。

間違いです。

脹痛とは、張った痛み、膨満している痛みとなるので、実証となります。

0
正解は2です。

1 . 呼吸が荒い症状は、実症です。

2 . 自汗がある症状は、虚証です。よって正解です。

3 . 体動が多い症状は、実症です。

4 . 脹痛がある症状は、実症と気滞です。

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