問題
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交感神経を介した反応で皮膚電気抵抗が低下するのはどれか。
1 .
良導点
2 .
ヘッド帯
3 .
電気運動点
4 .
エアポケット現象
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問27 )
皮膚の電気抵抗は、
場所により異なるといわれています。
良導点は、身体の状態が、
交感神経を介して皮膚上に現れた点であり、
皮膚電気抵抗は低下しているといえますので、
これが正解であると考えられます。
ヘッド帯は、
内臓の異常を反映している皮膚領域のことです。
電気運動点は、
電気刺激に最も反応しやすい筋の部位のことです。
エアポケット現象は、
内臓の状態を反映した圧診点の
皮膚温が低下する現象です。
良導点は中谷義雄氏、
エアポケット現象は松永藤雄氏が発表しました。
正解は 良導点 です。
正解です。
良導点とは、皮膚の電気抵抗が低下する部位の事で、
自律神経を介した皮膚上に反射した点における、その電流量を知ることによって交感神経の興奮具合がわかるという、中谷義雄先生が発見したものです。
間違いです。
ヘッド帯とは、イギリスの神経学者ヘンリー・ヘッドによる、皮膚領域における臓器との関連性のことです。腹痛は、臓器由来の痛みや腹膜の炎症によっておこるものがあります。
間違いです。
電気運動点とは、モーターポイントとも呼ばれ、経皮的電気刺激に対する最も鋭敏かつ、一定の刺激によりその筋が著明に収縮するポイントのことをいいます。
間違いです。
エアポケット現象とは、飛行機が乱気流により落ちるエアポケットのように、皮膚温が急に低下する変化の事をいいます。