あん摩マッサージ指圧師の過去問
第28回(2020年)
午前 問11

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

我が国の平均寿命について正しいのはどれか。
  • 死亡時年齢の平均値である。
  • 男女とも世界第 1 位である。
  • 男女とも 80 歳を超えている。
  • 近年の延びは 40 歳未満が寄与している。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 . 死亡時年齢の平均値である。
平均寿命とは、0歳から統計より予測した『平均余命』のことです。

2 . 男女とも世界第1 位である。
WHO(世界保健機関)が2018年に発表した統計によると、男性は1位がスイスで日本は2位となっています。女性は1位が日本です。
平均であれば日本が世界一位です。

3 . 男女とも 80 歳を超えている。
2018年に厚生労働省が発表したデータでは、日本人男性が81.25歳、女性が87.32歳であり、正答となります。

4 . 近年の延びは 40 歳未満が寄与している。
平均寿命が近年の延びた大きな理由として、悪性新生物による死亡率の減少が大きいとされています。

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02

平均寿命とは、0歳の人々が

今後生きると予測される年数の平均を

示しています。

選択肢1. 死亡時年齢の平均値である。

平均寿命は、

死亡時年齢の平均値ではなく、

0歳における平均余命のことをいいます。

選択肢2. 男女とも世界第 1 位である。

世界保健統計2023年版によると、

女性は世界第1位でしたが、

男性はスイスに次いで第2位でした。

なお、2020年は男女ともに第1位でした。

選択肢3. 男女とも 80 歳を超えている。

令和4年簡易生命表によると、

2022(令和4)年における平均寿命は、

男性が81.05歳、女性が87.09歳でした。

男女とも 80 歳を超えていますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. 近年の延びは 40 歳未満が寄与している。

近年の平均寿命の延びは 、

40歳未満ではなく、

中高年者が寄与していると考えられています。

まとめ

統計値については、

最新のデータを確認するようにしましょう。

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03

平均寿命とは、死亡率に換算した、その年に生まれた子の平均余命のことです。

選択肢1. 死亡時年齢の平均値である。

死亡時の年齢ではなく、0歳の平均余命の事です。

選択肢2. 男女とも世界第 1 位である。

2022年のWHOの統計では、男女ともに世界一位となっていますが、他の国も一位タイで並んでいます。

男性は、日本、オーストラリア、香港、マカオ、アイスランド、イスラエル、イタリア、シンガポール、スウェーデン、スイス。

女性は、日本、香港、マカオ。

この問題に関しては、その都度、統計を調べた方が良いでしょう。

選択肢3. 男女とも 80 歳を超えている。

2022年で、男性は82歳、女性は88歳となっています。

選択肢4. 近年の延びは 40 歳未満が寄与している。

平均寿命の伸びは、外科治療、抗生物質の開発により感染の危険性の減少、麻酔の進歩、輸血の技術進歩、人口心肺、人工呼吸器などの医療器械の開発、また、予防面における医療技術の進歩も影響しています。

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