あん摩マッサージ指圧師の過去問
第28回(2020年)
午前 問33

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

性周期において排卵後に起こるのはどれか。
  • 基礎体温が低下する。
  • 子宮内膜が脱落する。
  • プロゲステロンの分泌が亢進する。
  • 卵胞が成熟する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 .基礎体温が低下する。
排卵後は卵胞が黄体を形成し、黄体ホルモンの分泌によって体温は上昇します。

2 .子宮内膜が脱落する。
子宮内膜の脱落は排卵から14日程度経った月経期に起きます。

3 .プロゲステロンの分泌が亢進する。
黄体の形成によってプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌は亢進されるため、正答となります。

4 .卵胞が成熟する。
卵胞の成熟は月経後の卵胞期に起きます。

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02

性周期は、排卵のサイクルである卵巣周期と、

子宮内膜の増殖に関連した月経周期を合わせたものです。

選択肢1. 基礎体温が低下する。

排卵に伴い、卵胞は黄体となり、

プロゲステロンを分泌します。

このため、基礎体温は上昇します。

選択肢2. 子宮内膜が脱落する。

排卵後は、卵子の着床に備えるため、

子宮内膜が増殖します。

およそ14日で着床しなかった場合には、

増殖した子宮内膜が脱落し、

月経がおこります。

選択肢3. プロゲステロンの分泌が亢進する。

排卵に伴い、卵胞は黄体に変化し、

プロゲステロンの分泌は亢進しますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. 卵胞が成熟する。

卵胞の成熟は、下垂体から分泌される

ゴナドトロピンにより促進されます。

まとめ

排卵前には、エストロゲンが作用し、

子宮内膜の増殖を促します。

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03

正解は「プロゲステロンの分泌が亢進する。」です。

選択肢1. 基礎体温が低下する。

間違いです。

基礎体温は上昇します。排卵後に卵子を包んでいた卵胞は黄体に変化し、黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌します。

この黄体ホルモンによって体温は上昇し、14日後に月経が起こった後は体温は下がります。

選択肢2. 子宮内膜が脱落する。

間違いです。

子宮内膜は脱落するのではなく、増殖します。これも、黄体ホルモンによるものです。

選択肢3. プロゲステロンの分泌が亢進する。

正解です。

プロゲステロン(黄体ホルモン)は亢進します。

選択肢4. 卵胞が成熟する。

間違いです。

卵胞は成熟するのではなく、黄体に変化します。

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