問題
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心臓死の判定項目でないのはどれか。
1 .
瞳孔反射の消失
2 .
脈拍の停止
3 .
呼吸運動の途絶
4 .
体温の低下
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問40 )
心臓死では、
呼吸停止、心拍停止、瞳孔散大・対光反射の消失の
3兆候を判定します。
瞳孔の反射には、
眼に光が入ると縮瞳する対光反射と、
近くのものを見るときに両眼が内側に寄っていく
輻輳反射があります。
瞳孔が散大し、対光反射の消失がみられると、
瞳孔反射が消失しているといえますので、
瞳孔反射の消失は、
心臓死の判定項目の一つと考えられます。
脈拍の停止は、
心拍停止を示唆しますので、
心臓死の判定項目のひとつと考えられます。
呼吸運動の途絶は、
呼吸停止を示唆しますので、
心臓死の判定項目のひとつといえます。
体温の低下は、
心臓死の判定項目には含まれていませんので、
これが正解であると考えられます。
脳死の判定項目には、
深昏睡、瞳孔の固定、脳幹反射、自発呼吸の停止、
脳波が平坦であることの5つが
挙げられています。
心臓死の判定項目とは、死の3徴候として、
・心停止
・呼吸停止
・対光反射消失
があります。
間違いです。
瞳孔反射の消失は、判定項目に含まれます。
間違いです。
脈拍の停止も、判定項目に含まれます。
間違いです。
呼吸運動の途絶も、判定項目に含まれます。
正解です。
体温の低下の項目は、判定項目には含まれていません。