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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第28回(2020年) 午前 問75

問題

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次の文で示す症例について、以下の問いに答えよ。
「 12 歳の女児。頭痛、発熱と発疹が出現したが 3 日ほどで消失した。口腔内に発疹はなかった。その後、頸部のリンパ節腫大が続くため来院した。」
この患者が最も接触してはならないのはどれか。
   1 .
高齢者
   2 .
糖尿病患者
   3 .
妊娠初期の妊婦
   4 .
同じ疾患の既感染者
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問75 )
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この過去問の解説 (3件)

2
発疹・三日ほどで消失する発熱・リンパ節腫大などの特徴から、風疹であることが考えられます。

風疹は妊娠中に罹患すると胎児が奇形などをおこしてしまう、先天性風疹症候群の危険性があるため、 【3 .妊娠初期の妊婦】は接触を控える必要があり、正答となります。

【 1 .高齢者】や【 2 .糖尿病患者】など、免疫能力が落ちていると思われる方は、合併症の問題などもあり、接触は控えた方が無難です。

また、一度罹患した場合は免疫を獲得しますので、【 4 .同じ疾患の既感染者】に関しては、危険性が最も低いと考えられます。

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0

本症例は、年齢、症状等から「風疹」の可能性が考えられます。

選択肢1. 高齢者

高齢者もリスクはありますが、本問の選択肢の中ではもっとも接触してはならない対象には該当しません。

選択肢2. 糖尿病患者

糖尿病患者も免疫力は低下しているため接触は避けたいところですが、もっとも接触してはならない対象ではありません。

選択肢3. 妊娠初期の妊婦

正解です。妊娠初期の妊婦が、もっとも接触してはならない対象になります。妊娠中に風疹に罹患した場合、胎児に先天性風疹症候群 (CRS)という障害を引き起こすことがあるからです。

選択肢4. 同じ疾患の既感染者

風疹は多くの場合免疫を獲得するので、2度罹ることはありません。接触のリスクはもっとも低くなります。

0

先ず、12歳の女児頭痛、発熱、発疹が出現し三日で消失口腔内の発疹は無しリンパ節腫脹ありということから、風疹とわかります。

選択肢1. 高齢者

間違いです。

高齢者が感染した場合にも、リスクはありますが、妊娠初期の妊婦の方がリスクが高いと考えられます。

選択肢2. 糖尿病患者

間違いです。

糖尿病患者においても、リスクはありますが、妊娠初期の妊婦の方がリスクが高いと考えられます。

選択肢3. 妊娠初期の妊婦

正解です。

妊娠初期の抗体を持たない妊婦が風疹に感染した場合には、胎児における先天性風疹症候群という奇形の起こる可能性のある症候群が発症するリスクが高まります。

選択肢4. 同じ疾患の既感染者

間違いです。

既感染者の場合には、抗体を獲得している可能性が高いので、最もリスクはありません。

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