あん摩マッサージ指圧師の過去問
第28回(2020年)
午後 問34

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午後 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

陰陵泉の後方 1 寸にあるのはどれか。
  • 陰谷
  • 膝関
  • 地機
  • 犢鼻

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この過去問の解説 (3件)

01

陰陵泉は、足の太陰脾経に属し、下腿内側の脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部に存在します。

1 .陰谷は、足の少陰腎経に属し、膝後内側、半腱様筋腱の外縁、膝窩横紋上に存在します。

2 .膝関は、足の厥陰肝経に属し、下腿脛骨面、脛骨内側顆の下方、陰陵泉の後方一寸に存在するため、正答となります。

3 .地機は、足の太陰脾経に属し、下腿内側、脛骨内縁の後際、陰陵泉の下方3寸に存在します。

4 .犢鼻は、足の陽明胃経に属し、膝前面、膝蓋靭帯外方の陥凹部に存在します。

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02

下腿内側まわりの経穴の問題です。

「陰陵泉」は脛骨内側縁を下から指をずらして止まったへこみにあります。

選択肢1. 陰谷

「陰谷」は膝内側にあり「陰陵泉」より頭側にあります。

選択肢2. 膝関

「膝関」は膝窩横紋内側端にある「曲泉」の直下にあり「陰陵泉」の後1寸にあります。

選択肢3. 地機

「地機」は「陰陵泉」より下3寸の所にあります。

選択肢4. 犢鼻

「犢鼻」は膝前方、膝蓋靭帯外側のへこみに取ります。

まとめ

どの経絡の穴か覚えていれば解ける問題です。

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03

陰陵泉は、足の太陰経に属しており、

脛骨内側上顆の下縁と脛骨内側縁との接点の直後に取ります。

選択肢1. 陰谷

陰谷は、足の少陰経に属しており、

膝窩横紋の内側、半腱様筋腱と半膜様筋腱の間に取ります。

選択肢2. 膝関

膝関は、足の厥陰経に属しており、

膝を伸展し、曲泉の直下で脛骨内側顆の下縁にとります。

曲泉は膝を深く屈曲し、膝窩横紋の内端にとります。

また、陰陵泉の後1寸に位置していますので、正解となります。

選択肢3. 地機

地機は、足の太陰経に属しており、

陰稜泉の下3寸、脛骨内側縁の骨際に取ります。

選択肢4. 犢鼻

犢鼻は、足の陽明経に属しています。

膝を軽く曲げたとき、膝蓋骨外下方にできる陥凹に取ります。

膝蓋骨外下方は、下腿の前面にあたり、陰陵泉の後方にはないと考えられます。

まとめ

膝周囲に位置する経穴の位置関係をおさえておきましょう。

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