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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第28回(2020年) 午後 問35

問題

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肩甲骨上角の上方陥凹部にある経穴はどれか。
   1 .
天髎
   2 .
天宗
   3 .
臑兪
   4 .
肩外兪
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午後 問35 )
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この過去問の解説 (3件)

2
1 .天髎は、手の少陽三焦経に属し、肩甲部、肩甲骨上角の上方陥凹部に存在するため、正答となります。

2 .天宗は、手の太陽小腸経に属し、肩甲部、肩甲棘の中点と肩甲骨下角を結んだ線上、肩甲棘から3分の1にある陥凹部に存在します。

3 .臑兪は、手の太陽小腸経に属し、肩周囲部、腋窩横紋後ろ端の上方、肩甲棘の下方陥凹部に存在します。

4 .肩外兪は、手の太陽小腸経に属し、上背部、第1胸椎棘突起下縁と同じ高さで、後正中の外方3寸に存在します。

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0

肩甲骨まわりの経穴です。

選択肢1. 天髎

肩甲骨上角の上方のへこみにあります。「肩井」の真下です。

選択肢2. 天宗

肩甲骨の棘下窩のど真ん中にあります。

選択肢3. 臑兪

肩甲棘外端下のへこみ 肩関節後方の上にあります。

選択肢4. 肩外兪

肩甲骨上角内側に骨際にあります。

まとめ

教科書の文だけでなく実際にさわって自分の言葉で言い換えると記憶しやすいです。

0

選択肢の中から、肩甲骨上角の上方陥凹部にある経穴を選択します。

選択肢1. 天髎

天髎は、手の少陽経に属しています。

肩甲骨上角の上方陥凹部に位置しており、

これが正解となります。

選択肢2. 天宗

天宗は、手の太陽経に属しています。

肩甲部、肩甲棘と肩甲骨下角を結んだ線上、

肩甲棘から3分の1にある陥凹部に取ります。

選択肢3. 臑兪

臑兪は、手の太陽経に属しています。

肩周囲部、腋窩横紋後端の上方、

肩甲棘の下方陥凹部に取ります。

選択肢4. 肩外兪

肩外兪は、手の太陽経に属しています。

第1・第2胸椎棘突起間の外3寸、

肩甲骨上角の骨際に取ります。

まとめ

肩周囲にある経穴の位置についての問題でした。

肩を流れる経絡とともにおさえておきましょう。

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