あん摩マッサージ指圧師の過去問
第28回(2020年)
午後 問48
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午後 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
虫垂炎を疑う患者に対して、マックバーネー点の圧痛を診るときに指標となる部位はどれか。
- 関元穴の右外方約 2 寸
- 右肓兪穴の下方約 5 分
- 右天枢穴の内方約 2 寸
- 右大横穴の下方約 1 寸 5 分
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この過去問の解説 (3件)
01
マックバーネー点は虫垂炎があると反応が出るポイントです。
右側の上前腸骨棘-臍 外1/3にあります。
「関元」の外2寸は「水道」です。
「肓兪」の下5分は臍のすぐ近くです。
「天枢」の内2寸は臍です。
「大横」の下1寸5分は「腹結」の2分下です。
ほぼマックバーネー点と同じです。
マックバーネー点の圧痛は虫垂炎を疑う所見です。
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02
マックバーネーの圧痛点は、
虫垂炎の際に圧迫すると痛みを生じる部位です。
右上前腸骨棘と臍を結ぶ線を3等分し、
右(外側)から3分の1のところにあります。
関元穴は、
下腹部、前正中線上、臍中央の下方3寸にとります。
関元穴の右外方約2寸と、
マックバーネー点は一致しないので、
指標としては適切ではないと考えられます。
右肓兪穴は、
神闕の外5分に取りますので、臍と同じ高さにあります。
その下方約5分の位置は、
マックバーネー点とは一致しないので、
指標としては適切ではないと考えられます。
天枢穴は、神闕の外2寸にとりますので、
その内方約2寸は、神闕、つまり臍となります。
マックバーネー点とは一致しないので、
指標としては適切ではないと考えられます。
大横穴は、神闕の外4寸にとります。
その下方約1寸5分は
マックバーネー点に相当しますので、正解となります。
虫垂炎では、炎症の程度によっては、
筋性防御の所見がみられることがあります。
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03
1 .関元穴の右外方約 2 寸
関元穴は臍下方3寸の位置にあり、高さ的に上前腸骨棘と同じです。
関元穴右外方2寸の位置はマックバーネ点の位置とは言えません。
2 .右肓兪穴の下方約 5 分
右肓兪は臍の外方5分であり、下方5分でもマックバーネ点の位置とはいえません。
3 .右天枢穴の内方約 2 寸
天枢は神闕(臍)の外方2寸であり、臍の位置に当たります。
マックバーネ点の位置とはいえません。
4 .右大横穴の下方約 1 寸 5 分
右大横穴は臍中央の外方4寸であり、そこから下方約1寸5分はマックバーネ点に適応した場所であり、正答となります。
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