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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第28回(2020年) 午後 問61

問題

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次の文で示す症例について、以下の問いに答えよ。
「 41 歳の男性。2 か月前から大腿及び下腿後面、足底にかけて痛みが出現した。MRI 検査で椎間板ヘルニアと診断されている。SLR テスト陽性。」
本症例で経脈流注を考慮した施術を行う場合、最も適切なのはどれか。
   1 .
足の厥陰経
   2 .
足の太陰経
   3 .
足の陽明経
   4 .
足の太陽経
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午後 問61 )
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この過去問の解説 (3件)

1
SLR テスト陽性なので大腿・下腿後面にの流注がある経脈への施術が適切と言えます。


1 .足の厥陰経は肝経であり、流注は下腿前内側を上がり、膝窩内側・大腿内側に沿って上ります。


2 .足の太陰経は脾経であり、流注は下腿内側を上がり、前へ出て膝を経て大腿内側を上ります。


3 .足の陽明経は胃経であり、流注は鼠径部から大腿前外側、膝蓋骨、下腿前面を下り、足背から足の第三指外側単に出ます。


4 .足の太陽経は膀胱経であり、流注は臀部・大腿後面を下って膝窩に入ったのち、下腿後面を下り、下腿後外側、外果後方を通るため、正答となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

MRI検査で椎間板ヘルニアとの診断がついていること、

SLRテストが陽性であること、

大腿〜下腿後面〜足底の痛みがあることから、

L5〜S1間のヘルニアであり、S1神経根障害が生じていると考えられます。

痛みがある大腿〜下腿後面〜足底に沿った施術を考慮します。

選択肢1. 足の厥陰経

足の厥陰経は、第1趾から、

下腿内側、膝窩を経て鼠径部へと続きます。

選択肢2. 足の太陰経

足の太陰経は、第1趾から、

足の内側、中足骨底内側前縁、下腿内側、膝蓋骨内側上縁を経て

大腿内側、鼠径部に至ります。

選択肢3. 足の陽明経

足の陽明経は、

下肢では鼠径部から大腿前面外側、膝蓋骨、下腿前面、

足背を経て、第2趾に至ります。

選択肢4. 足の太陽経

足の太陽経は、下腿では、殿部、大腿後面、下腿後面、外果を経て、

足の外側、第5趾に至ります。

痛みの出現部位を考慮すると、これが正解であると考えられます。

まとめ

経絡については、設問に出てくる都度復習するなどして、

繰り返し触れていきましょう。

0

本症例の「大腿及び下腿後面、足底にかけて痛み」「SLR陽性」「椎間板ヘルニア」という事から、L5-S1ヘルニアでS1神経根症状が出現していると推測されます。

施術対象の経脈流注としては、痛みの走行に合致するものを選択すると良いでしょう。

選択肢1. 足の厥陰経

足の母指と示指の間を上がり、内果の前から下腿内側を上がり、大腿内側に沿って、下腹部に入り、生殖器を巡って肝臓に達します。

選択肢2. 足の太陰経

足の母指内端から内果を通って、下腿内側、大腿内側を上がり鼠径部より腹に入ります。

選択肢3. 足の陽明経

鼻根から鼻外側を巡り、上歯の中に入り、唇を巡り、下顎下縁を通り、耳の前を上がり、側頭部を巡り、額に至ります。

一方は、前頸部を下り、鎖骨に沿って、乳の内廉を下り、臍の脇を通って、大腿前外側を下り、膝関節を巡り、下腿前外側を下り、足の第二趾外端に終わります。

選択肢4. 足の太陽経

内眼角から、額に上がり頭頂部を通り、後頭部を下り、頸部後方を通り、背部後方を下り、臀部を通り、大腿後面を下り、下腿後面を通って、外果後方を通り、足の第5趾外側に終わります。

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