あん摩マッサージ指圧師の過去問
第29回(2021年)
午前 問2
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第29回(2021年) 午前 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
医療法で定める医療施設について最も高度な医療を提供するのはどれか。
- 診療所
- 一般病院
- 特定機能病院
- 地域医療支援病院
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
1、診療所
診療所とは、入院病床が無い、もしくは19床以下である医療施設のことを言います。
主に外来による一般市民への治療を目的とします。
2、一般病院
一般病院とは、20床以上の入院病床が設備されている医療施設のことを言います。
主に外来による一般市民への治療、入院を目的とします。
3、特定機能病院
特定機能病院とは、400床以上の入院病床が設備されている医療施設のことを言います。
主に、一般病院などからの紹介を受けた患者への治療と、高度な医療の研究や研修を行うことを目的とします。
この4つの選択肢内では、特定機能病院が最も高度な医療を提供するため、これが正解です。
4、地域医療支援病院
地域医療支援病院とは、200床以上の入院病床が設備されている医療施設のことを言います。
主に、一般病院などからの紹介を受けた患者への治療や、救急、医療従事者への研修など、地域の医療を支えることを目的とします。
他には、
助産所(入所設備が10床未満内の医療施設)、
臨床研究中核病院(400床以上の入院病床を持ち、基準以上の高度医療への実績や研究成果を出している医療施設)
があり、合計6つに医療法により区分されています。医療技術の水準は以下の順です。
助産所 < 診療所 < 一般病院 < 地域支援病院 < 特定機能病院 < 臨床研究中核病院
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02
1 .診療所は、医業を行うための場所を病院と診療所とに限定し、患者の入院施設を有しないもの又は患者19 人以下の入院施設を有するものです。
2 .一般病院は、診療所の条件に加え、20床以上の入院施設を有しています。
3 .特定機能病院は、高度の医療の提供、高度の医療技術の開発及び高度の医療に関する研修を実施する施設であり、正答となります。
また、その能力を持つと厚生労働大臣の個別承認が必要です。
4 .地域医療支援病院は、地域医療を担うかかりつけ医等を支援する能力を備え、地域医療の確保を図る病院として相応しい医療施設です。
また、その能力を持つと、都道府県知事の個別承認が必要ですす。
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03
医療法において、医業を行う場所は病院と診療所に限定されています。病院と診療所との違いは、病院は20床以上の病床を有するものとし、診療所は病床を有さないもの、または19床以下の病床を有するものされています。
診療所とは、病床を有しないもの、または19床以下の病床を有する医療施設です。
一般病院は、20床以上の病床を有する医療施設のことです。
正解です。特定機能病院は、400床以上の病床を有し、高度な医療と医療技術、また高度な医療の研修を実施する能力を備えた病院です。
地域医療支援病院は、医療施設機能の体系化の一環として、医療機器等の共同利用を実施し、患者にとって身近な地域で医療を提供し、かかりつけ医やかかりつけ歯科医等を支援する病院です。
原則として、病床数は200床以上を必要とします。
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