この過去問の解説 (3件)
正解は4です。
1、好発部位は大腿骨下端であり、脛骨上端にも現れます。
2、ほとんどが10歳代に現れます。
3、現在は化学療法が発達したため、抗がん剤の化学療法・放射線療法・手術療法から患肢温存を目標とした治療が選択されます。
4、腫瘍の転移がない状態で治療を始めた場合の5年生存率は60%以上と言われています。
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腫瘍細胞が類骨や、幼い骨の成長する能力を有したもので、骨芽細胞の悪性腫瘍です。
10代の男性で、大部分が大腿骨遠位骨幹端に好発し、
原発性の悪性骨腫瘍の中で最も多くみられ、悪性度も高いです。
症状は、運動痛から始まり、
局所の自発痛と腫脹が出現し、関節の可動域制限がみられる場合もあります。
また、エックス線像にて、
骨破壊像、骨硬化像、針状骨、コッドマン三角(骨膜が骨から離れて形成される細い三角形の領域)を示します。
肺転移した場合には、予後不良ですが、
転移のない場合には、5年生存率は60%以上となっています。
1 .好発部位は脊椎である。
好発部位は膝関節近くの大腿骨下端と脛骨上端です。
2 .好発年齢は40歳代である。
若年者に多く発症します。
3 .手術単独療法が中心である。
手術療法だけでなく、放射線療法や化学療法が行われます。
4 .最近の5年生存率は60%以上である。
近年の5年生存率は60%以上であり正答となります。
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