あん摩マッサージ指圧師の過去問
第29回(2021年)
午前 問49

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第29回(2021年) 午前 問49 (訂正依頼・報告はこちら)

骨肉腫について正しいのはどれか。
  • 好発部位は脊椎である。
  • 好発年齢は40歳代である。
  • 手術単独療法が中心である。
  • 最近の5年生存率は60%以上である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1、好発部位は大腿骨下端であり、脛骨上端にも現れます。

2、ほとんどが10歳代に現れます。

3、現在は化学療法が発達したため、抗がん剤の化学療法・放射線療法・手術療法から患肢温存を目標とした治療が選択されます。

4、腫瘍の転移がない状態で治療を始めた場合の5年生存率は60%以上と言われています。

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02

腫瘍細胞が類骨や、幼い骨の成長する能力を有したもので、骨芽細胞の悪性腫瘍です。


10代の男性で、大部分が大腿骨遠位骨幹端に好発し、

原発性の悪性骨腫瘍の中で最も多くみられ、悪性度も高いです。


症状は、運動痛から始まり、

局所の自発痛と腫脹が出現し、関節の可動域制限がみられる場合もあります。


また、エックス線像にて、

骨破壊像、骨硬化像、針状骨、コッドマン三角(骨膜が骨から離れて形成される細い三角形の領域)を示します。

 

肺転移した場合には、予後不良ですが、
転移のない場合には、5年生存率は60%以上となっています。

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03

1 .好発部位は脊椎である。

好発部位は膝関節近くの大腿骨下端と脛骨上端です。

2 .好発年齢は40歳代である。

若年者に多く発症します。

3 .手術単独療法が中心である。

手術療法だけでなく、放射線療法や化学療法が行われます。

4 .最近の5年生存率は60%以上である。

近年の5年生存率は60%以上であり正答となります。

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