問題
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変形性股関節症の病態を確認する徒手検査はどれか。
1 .
ケンプテスト
2 .
ラセーグテスト
3 .
トーマステスト
4 .
ニュートンテスト
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第29回(2021年) 午後 問43 )
正解は3です。
トーマステストは変形性股関節症の徒手検査法のひとつです。
各選択肢については、以下のとおりです。
1→ケンプテスト=椎間板のテスト
2→ラセーグテスト=坐骨神経痛のテスト
3→トーマステスト=変形性股関節症のテスト
4→ニュートンテスト=仙腸関節障害のテスト
正解はトーマステストです。
×
ケンプテストは、
腰部椎間板ヘルニアを診断するためのテストです。
立位または座位で、
腰椎を斜め後方に倒して回旋すると痛みを生じる場合、
陽性となります。
×
ラセーグテストは、
腰部椎間板ヘルニアを診断するためのテストです。
背臥位の状態で、
膝を伸展し、下肢を挙上すると痛みを生じる場合、
陽性となります。
○
トーマステストでは、
股関節の屈曲拘縮を検出します。
片方の股関節を深く屈曲すると、
反対側の股関節に屈曲拘縮がある場合、
同じく反対側の膝が曲がります。
変形性股関節症では、
病状の進行に伴い屈曲拘縮が出現することが多いです。
×
ニュートンテストは、
仙腸関節に物理的ストレスをかけることで、
仙腸関節性の障害の有無を判断する検査です。