あん摩マッサージ指圧師の過去問
第29回(2021年)
午後 問62

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第29回(2021年) 午後 問62 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文で示す症例について、以下の問いに答えよ。

「30歳の女性。主訴は胸やけ。食後や夜間に口に酸っぱいものがこみ上がってくる。胃内視鏡検査で食道のびらんを指摘された。前脛骨筋に緊張と圧痛を認める。」

本症例の経脈病証はどれか。
  • 足の太陰経脈病証
  • 足の厥陰経脈病証
  • 足の少陽経脈病証
  • 足の陽明経脈病証

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「足の陽明経脈病証」です。

選択肢1. 足の太陰経脈病証

×

足の太陰経脈は、

胃と脾臓に関連しますが、

下肢内側の前縁を走行しています。

選択肢2. 足の厥陰経脈病証

×

足の厥陰経脈は

肝や胆に関連します。

下腿内側を走行しています。

選択肢3. 足の少陽経脈病証

×

足の少陽経脈は、

下腿の外側を走行しています。

選択肢4. 足の陽明経脈病証

陽明経脈が走行している前脛骨筋に

緊張と圧痛を認めるとのことですので、

正解となります。

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02

胸やけがあり、食道びらん、前脛骨筋の緊張と圧痛ということから、

胃食道逆流症(GERD)の症状であり、
胃の病証です。

 

胃経は、足の陽明経となります。

参考になった数0

03

正解は4です。

酸っぱいものが込みあがってくる、食道のびらんから胃酸の逆流が起こっています。
胃経の病証ですので4が正解です。

各選択肢については、以下のとおりです。

1→足太陰脾経

2→足厥陰肝経

3→足少陽胆経

4→足陽明胃経

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