あん摩マッサージ指圧師の過去問
第30回（2022年）
午前 問42

組織の低酸素を補うため心拍出量や心拍数が増加します。なので、頻脈となります。

赤血球数が減少するので、眼球結膜は蒼白となります。 

鉄欠乏性貧血は最も頻度が高く、臨床上重要です。なので、これが正解であると考えられます。

末梢血のヘモグロビン濃度が最もよい指標となります。成人男性では、ヘモグロビン濃度13ｇ/dl未満が基準値とされています。

貧血により脳の酸素不足になるので徐脈でなく頻脈となります。

眼球結膜が充血はアレルギー性や細菌・ウイルスによる感染性の結膜炎で起こります。

貧血では瞼の裏側が白っぽくなります。

貧血の中でも大きな割合を占めるのが鉄欠乏性貧血です。

鉄の供給量が少なくなったりや需要量や喪失量が多くなることで体内の鉄が不足し貧血となります。

血液検査では血液中のヘモグロビン濃度（血色素量）が診断に用いられます。

×

貧血では徐脈になることはありませんが、

高齢者や、虚血性心疾患の場合徐脈となることがあります。

×

眼球結膜が充血する場合、

結膜炎などがその原因として考えられます。

○

貧血の原因には、

鉄欠乏のほか、ビタミンなどの栄養素の欠乏などがあります。

×

貧血の診断の際には、

まずヘモグロビン濃度（血色素量）を評価します。