あん摩マッサージ指圧師の過去問
第30回(2022年)
午後 問34

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第30回(2022年) 午後 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

小児喘息の症状緩和を目的に軽擦法を行う場合、施術対象部位として最も適切なのはどれか。
  • 頭頂部
  • 前胸部
  • 下腹部
  • 腰部

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

軽擦法には、知覚神経を刺激して、リラックス効果を促したり、血液循環を促して、代謝を促進する効果があります。

喘息の場合には、胸部か背部に軽擦法を行うと良いでしょう。

選択肢2. 前胸部

適切です。

参考になった数0

02

正解は前胸部です。

軽擦法とは、手や指を患部に当て、

手を擦る摩擦によって皮膚温度を上昇させることにより、

血液の循環を促して新陳代謝を改善し、

細胞を活性化させるマッサージの一つです。

小児喘息は、胸部にある気管支の炎症によるものです。

選択肢1. 頭頂部

×

気管支は、頭頂部にはないので、

施術部位として適切ではないと考えられます。

選択肢2. 前胸部

上記のとおり、

前胸部が施術対象として適切であると考えられます。

選択肢3. 下腹部

×

気管支は、下腹部にはないので、

施術部位として適切ではないと考えられます。

選択肢4. 腰部

×

気管支は、腰部にはないので、

施術部位として適切ではないと考えられます。

参考になった数0

03

正解は2.胸部です。

軽擦法とは、術者の手掌や指の腹を患部に密着させて、

適度な圧と速度で撫でさする方法です。

知覚神経を刺激することで反射作用を促したり、

血液やリンパなどの循環系の流通を良くし、新陳代謝を高めたり

鎮静効果を狙って施されます。

小児喘息は肺の疾患ですので、最も適切な対象部位は 

肺が位置する2の前胸部が正解となります。

他の選択肢については全て、小児喘息の症状緩和を目的にした施術では

候補外となります。

参考になった数0