あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午前 問5
この過去問の解説 (3件)
2012(平成24)年7月に策定された健康日本21(第2次)において、
様々な目標が盛り込まれています。
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2019年の成人男性の喫煙率は27.1%です。
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受動喫煙がある人とない人では、
受動喫煙がある人の方が肺がんになるリスクが約1.3倍です。
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日本はOCED諸国の中ではタバコの価格は安価な方ですが、
最も安いわけではありません。
2012年時に最も安い国とされたのは韓国です。
⚪︎
ニコチン依存症には身体的依存と心理的依存があります。
身体的依存では、ニコチンが脳に快感や報酬感を与えるため、
ニコチンがないとイライラや落ち着かないなどの症状が現れます。
心理的依存ではクセや習慣などを言います。
これらの症状から常習的にタバコを吸うようになりますので喫煙継続に大きく関わります。
タバコの害には、
PM2.5、ニコチン(依存)、タール(発がん性)、一酸化炭素などがあり、
また、受動喫煙ではガンのリスクだけではなく、脳卒中、喘息などのリスクもあります。
2019年の成人男性の喫煙率は、27.1%となっており、
タバコの価格は、OECD諸国(経済協力開発機構)の中で最も低い方です。
因みに、
OECD諸国とは、EU加盟国22か国と、
その他16か国の、
38か国の先進国が加盟する国際機関の事です。
厚生労働省では、
国民の健康寿命をのばすための取り組みとして、
「健康日本21(第2次)」を行っています。
令和4年度版厚生労働白書によると、
2019年の成人男性の喫煙率は27.1%でした。
たばこの煙の中には、多くの発がん性物質が
含まれているといわれています。
受動喫煙は、
喫煙している本人ではなく、
周りの人がたばこの煙にさらされる状態です。
肺癌との因果関係もあるといわれ、
がんのリスクがあると考えられます。
OECD諸国の中で、日本は、
たばこの価格が安価な国に位置付けられています。
ニコチンは、タバコの煙を介して体内に取り込まれ、
ニコチン依存を引き起こし、
喫煙の継続につながっているとされています。
喫煙継続には、
ニコチン依存が関係しているといえますので、
これが正解であると考えられます。
喫煙は、喫煙者だけでなく、
非喫煙者の健康にも影響します。
また、女性の妊娠出産や、
若年者の健康にも影響しています。
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