問題
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あはき法で、あん摩マッサージ指圧師が医師の同意を得て実施できるのはどれか。
1 .
エックス線撮影
2 .
外科手術
3 .
薬品の投与
4 .
脱臼患部への施術
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第31回(2023年) 午前 問11 )
医師があマ指師の施術に同意していることは
筋麻痺・関節拘縮等の症状が認められ、
その制限されている関節の可動域の拡大と筋力増強を促し、
症状の改善を目的とするあん摩・マッサージの施術のみです。
×
あマ指師はX線撮影はできません。
×
あマ指師はX線撮影はできません。
×
あマ指師はX線撮影はできません。
⚪︎
関節拘縮など可動域制限が見られる場合の可動域改善のための施術は
医師の同意が得られるとあはき法に記されています。
考えたらわかると思います。
「あん摩マッサージ指圧師は、医師の同意を得た場合の外、脱臼又は骨折の患部に施術をしてはならない」
「施術者は、外科手術を行い、又は薬品を投与し、若しくはその指示をする等の行為をしてはならない」
と法律で定められています。
エックス線撮影も、当然できません。
あはき法は、
あん摩マッサージ指圧師、
はり師、きゅう師等の免許や、
その業務などに関して定めた法律です。
エックス線撮影は、
診療放射線技師法第24条により、
医師、歯科医師、診療放射線技師でなければ
実施できないこととなっています。
あはき法第4条によると、施術者は、
外科手術をしてはならないこととなっています。
また、外科手術は、医師法に規定された
医行為に含まれるものと考えられます。
あはき法第4条によると、施術者は、
薬品の投与をしてはならないこととなっています。
あはき法第5条によると、
医師の同意を得た場合の外、
脱臼または骨折の患部に施術をしては
ならない、とされています。
脱臼患部への施術は、
医師の同意を得て実施できるため、
これが正解であると考えられます。
あはき法は、仕事の根拠となる法律ですので、
業務内容、禁止事項など、折々に確認しましょう。