問題
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回旋筋腱板の形成に関与するのはどれか。
1 .
肩甲下筋
2 .
三角筋
3 .
大円筋
4 .
大胸筋
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第31回(2023年) 午前 問16 )
回旋筋腱板(ローテーターカフ)は、
棘上筋
棘下筋
小円筋
肩甲下筋
の4筋で構成されたインナーマッスルのユニットで、
肩関節を安定させ、円滑な運動を行うための
重要な働きをしています。
肩甲骨と上腕骨をつなぐ4つの筋肉の総称で、
ローテーターカフとも言います。
肩関節の可動域や安定に大きく関わります。
⚪︎
他にも、棘上筋、棘下筋、小円筋があります。
×
三角筋は表面にある筋肉です。
回旋筋腱板は比較的に奥にある筋肉なので当てはまりません。
×
大円筋ではなく、小円筋です。
×
当てはまりません。
よく出る問題なのでしっかり覚えましょう。
回旋筋腱板には、
肩関節を安定させるはたらきがあります。
肩甲下筋は、肩甲下窩を起始とし、
小結節で停止する筋です。
回旋筋腱板を構成するもののひとつですので、
これが正解であると考えられます。
三角筋は、
肩峰、肩甲棘、鎖骨外側1/3を起始とし、
三角筋粗面で停止する筋です。
大円筋は、肩甲骨下角を起始とし、
小結節稜で停止する筋です。
大胸筋は、
鎖骨の内側1/2、
胸骨と第2〜7肋軟骨の前面、
腹直筋鞘前葉を起始とし、
上腕骨の大結節稜で停止する筋です。
回旋筋腱板は、
棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋で
構成されています。