問題
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錐体路とは、大脳皮質の運動野から出る運動の指令を随意的に骨格筋に伝えます。
下行性神経路です。
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視床は脳のほぼ中央に位置し、
嗅覚以外のあらゆる感覚情報を大脳皮質に送る一大中継基地のような存在です。
後索路や脊髄視床路などがあります。
⚪︎
中脳の一部で、錐体路が含まれます。
錐体路は、
大脳皮質運動野→内包→大脳脚→橋→錐体交叉(延髄)→側索→脊髄前角
の順に通っていきます。
×
脳幹にある上行神経繊維の束で、
後索内側毛帯路の一部を形成し、
皮膚から視床に体性感覚(振動と圧)を伝えます。
×
後索は脊髄にあり、上行性伝導路の後索路と関係しています。
深部感覚や識別性触覚を伝えます。
錐体路は、
大脳皮質から発生する運動神経の伝導路です。
視床は、脳のほぼ中央にあり、
感覚情報を中継し、大脳皮質に送っています。
大脳脚は、中脳の一部で、
錐体路が通過していますので、
これが正解であると考えられます。
内側毛帯は、延髄にあり、
感覚情報を伝達する上行路です。
脊髄後索は、脊髄にあり、
感覚情報を伝達します。
錐体路の経路と機能について振り返っておきましょう。
随意運動の指令は、
大脳皮質の運動野からの下行路の中の錐体路を通り、
内方を通り、
中脳の大脳脚の中央通り、
橋の側腹部を通り、
延髄を通り、
そして、
大部分は、この延髄の下端の錐体にて交叉します。(錐体交叉)
交叉した後は、
脊髄側索を下行し、
脊髄の前角神経細胞でシナプスを交換し、
α運動ニューロンにより骨格筋へ繋がります。