あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午前 問30
この過去問の解説 (3件)
眼の網膜の細胞は、
表面に、
色素上皮細胞があり、
その下に、
錐状体細胞(視細胞)→明所視、色彩視
杆状体細胞(視細胞)→暗所視、明暗視
があり、
その下に、
水平細胞(神経細胞)
双極細胞(神経細胞)
アマクリン細胞(神経細胞)
があり、
その下に、
神経節細胞(神経細胞)
があります。
網膜には、光受容器である視細胞が存在し、視細胞を含む神経層と色素細胞を含む色素上皮層から構成されます。さらに神経層は、外層から視細胞層、内顆粒層、神経節細胞層の3層で構成されています。視細胞層には錐体細胞、杆体細胞があります。内顆粒層には、双極細胞、水平細胞、アマクリン細胞があります。神経節細胞層には神経節細胞があります。
錐体細胞は、明るいところで働き、色や形を識別します。
なので、これが正解と考えられます。
また、数としては約600万個で、中心窩および黄班部に密集しており、その部分は、視力は最も良いです。
杆体細胞は、薄暗いところで働き、明暗や形を識別します。数として約1億個以上あり、網膜全体に分布しています。
また、この細胞には、ビタミンAから生成されるロドプシンという感光色素が含まれ、これに光が当たると細胞が反応します。
色素細胞はメラニンを生成し、中膜の脈絡膜に多く存在します。外から入ってきた光が反射しないよう、光を吸収する働きがあります。また、色素細胞の数により、中膜にある虹彩の色調が変わります。
神経節細胞は、双極細胞とアマクリン細胞からの情報を受け取り、軸索を伸ばして、脳に視覚情報を伝達します。この軸索が網膜の最内層を走行し、やがて集まって視神経となって眼球から出ていきます。
錐体細胞は色の識別に関与し、杆体細胞は、薄暗いところで働いて明暗の識別に関与します。視細胞の数や分布している部位も異なります。視覚情報がどのように脳に伝わるのかについて、復習しておくと良いでしょう。
視覚の受容体は、視細胞であり、
網膜に存在しています。
錐体細胞は、
視細胞のひとつで、色彩を区別しますので、
これが正解であると考えられます。
杆体細胞は、視細胞のひとつで、光を認識します。
色素細胞は、メラニンを生成します。
神経節細胞は、視床、視床下部、中脳へ
網膜の視覚情報を伝達します。
眼の解剖について振り返っておきましょう。
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