あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午前 問31
この過去問の解説 (3件)
乳幼児期の疾患としては、
麻疹(はしか)
水疱瘡(みずぼうそう)
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
手足口病
ヘルパンギーナ
伝染性紅斑(りんご病)
風疹
溶連菌感染症
RSウイルス感染症
突発性発疹
プール熱
などがあります。
乳幼児疾患として、水痘、風疹、麻疹、ヘルパンギーナ、プール熱(咽頭結膜熱)、手足口病、発育性股関節形成不全などがあげられます。
シェーグレン症候群は、自己免疫疾患の一つです。好発年齢は30~50代の中年女性です。唾液・涙の分泌量が減少して、口腔や眼の乾燥症状が出現するのが特徴的です。
バージャー病は、40歳代の男性喫煙者に好発します。四肢遠位部にある細い動脈に炎症が起こることで、動脈狭窄・閉塞および血栓形成による虚血状態を引き起こします。症状として、四肢末端の冷感やしびれ、間欠性跛行などが特徴的です。
パーキンソン病は、中高年期以降に好発します。中脳にある黒質が編成することで、ドパミン産生が低下し、身体をスムーズに動かせなくなる神経変性疾患です。
ヘルパンギーナは、エンテロウイルス属のコクサッキーウイルスの感染が原因であり、夏から秋にかけて乳幼児に好発します。なので、これが正解であると考えられます。
また、似たような症状で手足口病がありますが、ヘルパンギーナは手足口病よりも、口の奥(軟口蓋、口蓋垂など)に水疱ができるのが特徴です。
疾患によって、好発年齢が異なりますので、覚える際は注意が必要です。
疾患の中には、
ある特定の年齢に患者が多くみられるものがあります。
シェーグレン症候群は、自己免疫疾患のひとつで、
40〜60代の女性に好発します。
バージャー病は、
四肢の主要動脈に閉塞性の炎症が生じる疾患で、
30〜40代の、喫煙する男性に好発します。
パーキンソン病は、
黒質の細胞減少により生じる疾患で、
中年以降にみられることが多い疾患です。
ヘルパンギーナは、
口腔粘膜に水疱性の発疹と
発熱を特徴とする疾患です。
乳幼児に多くみられる疾患ですので、
これが正解であると考えられます。
ある疾患にかかりやすい年齢を、その疾患の好発年齢といいます。
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