あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午前 問49
この過去問の解説 (3件)
椎体の後方に位置する靭帯が、後縦靭帯です。
椎体の前方にあるのは、前縦靭帯となります。
後縦靭帯骨化症における好発部位は、
C4レベルでアジア人の男性に多く、
胸椎は女性に多くみられます。
下肢の深部反射は亢進し、膀胱直腸障害がみられることもあります。
また、介護保険法における特定疾病に指定されています。
因みに、
腰部の脊柱管が狭くなる疾患では、「腰部脊柱管狭窄症」があります。
頸椎後縦靭帯骨化症とは、頸椎の椎体後方に位置する後縦靭帯の肥厚や骨化により脊髄が圧迫される疾患です。主な症状として、頸部周囲の疼痛、上肢の痛みやしびれ、下肢の運動障害、膀胱直腸障害などがみられます。
欧米人よりも東アジアに多いとされており、中高年者に多く、主に頸椎に好発します。
日本でとくに中高齢の男性に多く発症しています。
難治性疾患に認定されており、これが正解であると考えられます。継承例では保存療法が行われますが、進行性まはた脊髄症状を呈する場合は手術を行うこともあります。
障害高位以下の腱反射は亢進します。そのため、アキレス腱反射は亢進するが正しいです。
後縦靭帯骨化症の発症は、中高齢者に多く、特に頸椎に好発します。進行すると手指のしびれや痛み、巧緻運動障害、歩行障害などがみられます。
頸椎後縦靱帯骨化症は、
頸椎の後縁を連結する後縦靱帯が骨化し、
脊柱管狭窄を起こすことにより、
脊髄や神経根の圧迫障害がみられる疾患です。
頸椎後縦靱帯骨化症は、欧米人よりも、
日本人に多いといわれています。
日本では、女性よりも
男性に多く発症しています。
後縦靱帯骨化症は、
難治性疾患に認定されていますので、
これが正解であると考えられます。
後縦靱帯骨化症では、
障害高位以下の腱反射が亢進します。
頸椎に生じている後縦靱帯骨化症ですので、
アキレス腱反射は亢進すると考えられます。
後縦靱帯骨化症の原因は、
現段階では明らかになっていませんが、
遺伝的な背景が示唆されています。
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