あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午前 問53
この過去問の解説 (3件)
帯状疱疹は、水痘・帯状ヘルペス(帯状疱疹)ウイルスによって発病する感染症です。
帯状疱疹は、小児期に罹患し潜伏していたウイルスが、加齢・ストレス・過労などによる免疫力の低下によって再活性することで引き起こされます。
ウイルスが活性化されると、神経節の支配領域の皮膚に、神経の走行に一致して帯状の水泡をつくり、発疹の発現とともに当該神経の神経痛を伴います。なので、これが正解であると考えられます
帯状疱疹には、発病初期にアシクロビルを投与します。疼痛に対しては非ステロイド系抗炎症薬を使用します。
帯状疱疹の予後は良好ですが、免疫機能が低下したときに再発することもあります。
代表的なウイルス感染症について、それぞれの特徴をおさえておきましょう。
帯状疱疹は、体内の神経節に残っていた
水痘・帯状疱疹ウイルスによって生じます。
痛みを伴う赤い発疹が、
神経に沿って一側性に出現します。
小児期に発症する場合は、
帯状疱疹ではなく、水痘となります。
帯状疱疹は、神経支配領域に、
痛みを伴う赤い皮疹を認めますので、
これが正解であると考えられます。
帯状疱疹は、ウイルスが原因となりますので、
抗菌薬ではなく、抗ウイルス薬を投与します。
潜伏しているウイルスが再度活性化すると、
再発する可能性があります。
帯状疱疹は、
ワクチンによる予防も可能です。
帯状疱疹とは、水痘・帯状疱疹ウイルス(varcella-zoster virus/VZV)により発症します。
皮膚の痛みや、発赤、水疱形成、顔面神経麻痺などの症状が出現し、
加齢により発症率は上昇します。
子供の時にかかった水痘(水ぼうそう)により、ウイルスはずっと体内に潜伏している状態となっていて、
免疫が低下した時にウイルスが再活性化し、帯状疱疹が発症します。
治療は、抗ウイルス薬による薬物治療が主体で、予防ワクチンも有効となります。
小児期に発症するのは、水痘です。
帯状疱疹は、神経沿いに潜んでいたウイルスにより発症します。
抗菌薬ではなく、抗ウイルス薬です。
再発はします。
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