あん摩マッサージ指圧師の過去問
第31回(2023年)
午前 問70
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第31回(2023年) 午前 問70 (訂正依頼・報告はこちら)
下肢切断後の幻肢痛について正しいのはどれか。
- 小児で出現しやすい。
- 荷重時の痛みである。
- 断端創部の治癒により消失する。
- 早期義足装着は治療に有効である。
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この過去問の解説 (3件)
01
幻肢痛とは、四肢などを切断した際におこる、切断した先の手や足の痛みを感じる症状のことです。
これは脳の錯覚のようなものと考えられているので、義手や義足の装着で痛みをコントロールできる場合があります。
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02
幻肢痛は、切断後しばらくの間、失われた手足がまだ残っているような感覚のことです。
幻肢痛は、大脳の体感覚が未成熟な6歳以下では生じないといわれています。
切断後に荷重は起こりません。
幻肢痛は断端創部の治癒後も続きます。
早期義足装着と早期断端訓練が幻肢痛の予防と治療に良いとされています。なので、これが正解であると考えられます。
幻肢痛の原因は、断端の状態だけでなく、心理的な要因も関連しているといわれています。
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03
幻肢痛は、なくした上肢や下肢に痛みを感じるもので、
四肢切断後の後遺症のひとつです。
幻肢痛は、小児、特に6歳以下では、
出現しないといわれています。
幻肢痛は、荷重時に出現するものではなく、
失った下肢に生じていると感じる痛みをいいます。
断端創部の治癒により消失するのは、創部痛です。
多くの切断者が経験するともいわれています。
早期義足装着により、
幻肢痛が緩和されることがあり、
治療に有効であるといえますので、
これが正解であると考えられます。
幻肢痛の治療には、
薬物療法や鏡療法などがあります。
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