あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午前 問8

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午前 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

病気を個人的なものではなく、社会的なものとして捉える学問はどれか。

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この過去問の解説 (2件)

01

生理学とは、
生物の体内のメカニズムや機能を解明する学問です。

 

病理学とは、
病気の原因と形態的変化を学ぶ学問です。

 

衛生学とは、
健康保持と環境、社会について学ぶ学問です。

 

分子生物学とは、
生物を分子レベルで解明する学問です。

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02

学問ごとに病気に対する考えた方や見方は様々で、それぞれどういった病気に対する考え方の特徴を持っているのか理解しておくと、病気や学問、双方に対する考え方がより一層深まります。

選択肢1. 生理学

生理学で病気は病態生理学と呼ばれ、病気になったとき

・身体機能がどのような状態になっているか

・異常を起こしている原因

などを明らかにしていくことが病態生理学となります。

 

これを理解しておかないと罹患した病気に対する対応に困る場合があります。

つまりこの学問では個人の体内の反応を研究します。

選択肢2. 病理学

病理学は病気になった原因を探り、その病気に対する体の反応を研究する学問です。

病気に対する研究は重要でそれに基づいて適切な医療が施されます。病気の治療だけでなく、病気の予防にも重要な役割があります。

 

つまりこの学問は病気の原因を個人の体の問題として研究します。

選択肢3. 衛生学

正解です。

衛生学とは病気の予防や健康保持増進について学び、環境づくりをする学問です。

病気の原因はどこにあるか、公衆から心的な要因など様々な面からどう防ぐのかを研究します。

 

つまりこの学問では個人のみならず社会的な要因にも目を向け、多方面から健康障害をどう防ぐかを考える学問となります。

選択肢4. 分子生物学

分子生理学とは生体の生理学的作用や、病気のメカニズムを明らかにする学問です。

治療法を生み出すにあたり重要な学問となります。

人の遺伝子や病原体に目を向け研究するものとなります。

まとめ

様々な方面から病気に対する研究が日々おこなわれています。

そして病気を理解するには、それぞれの病気に対する考え方や研究に基づく最新の情報を頭に入れておく必要があります。

各学問の特徴を理解しておくとスムーズに回答することができますね。

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